LIVE STAGE ぼっち・ざ・ろっく!
いやあ、ぶっ飛んでましたねえ。
改めて、アニメでしか表現できないぼっちちゃんを舞台で表現しようとすると、どうしようもないシーンがあるのですが、そこを上手く誤魔化しながらちゃんとぼっち・ざ・ろっく!の8話までを舞台化成功。
しかし、アニメの人気を背に、結束バンドは日本一チケットの取れないバンドとなり、「人気者になってチヤホヤされて、荒稼ぎして高校辞めたい」という劇中の思いと現実はどんどん乖離していっています。
というか、ぼっち役の守乃まもさんのカーテンコールがあまりにもぼっちちゃん過ぎて、周りが笑うしかないのが一番面白い。
ただ、舞台終演後に流す曲はアニメ版ではなく、舞台版の結束バンドの曲を流してほしかったかなとは思います。
展示はイマイチでしたが・・・
銀座松屋で行われいるリコリス・リコイル展。昼過ぎに行ったら何と2時間待ち。
2時間の間、有楽町と銀座で時間を潰して、いよいよ会場入りだったのですが、あまりの人の多さに展示をまともに見ることすらままなりません。
展示内容もこれなら原画展とかにした方が良かったかなあ、という内容で正直言って残念なものでした。
しかし、音声ガイドの中に物凄く怖いセリフがあったのです。千束の「みんな忘れるのが上手すぎ」という言葉です。
新電波塔でテロが行われて、それが無理矢理無かった事にされても、数ヶ月すると人は無かった事にされたイベントの事すら忘れてしまう。
「自分は多分もう直ぐいなくなるけど、自分がいた事はみんな覚えておいてほしい」と思いながら、テロリストであっても人助けする主人公の千束が対比になっているのですよね。
というのを、この文章書きながら感じています。
水星の魔女フェスでスレミオパートナー宣言
機動戦士ガンダム 水星の魔女 アスティカシア全校集会
昼の部・夜の部共に参加。というか、チケット取れるとは思っていませんでした。実際の会場は昼はともかく夜は結構ガラガラで、びっくりしました。
イベントはとにかく劇中のストーリーの追体験に特化したような内容。2時間半のイベントの大半が公開アフレコです。
改めて思うのは、水星の魔女はガンダムじゃないほど面白く感じる作品です。変なオマージュシーンが抜かれたイベントの映像は爆発的に面白かった。
何より最後のスレッタとミオリネのパートナー宣言。ガンダムAのインタビューを消されたり、なかなか難しい話題だけど、公式できちんと発言してくれた事が何より嬉しいです。
十分満足出来るイベントでした。もっと良い席にすれば良かったと今更になって後悔しています。
夏アニメ2023
2023年の7〜9月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。もう8月ですが。
夏アニメ2023
・仮面ライダーギーツ(継続)
//最高のライダー。最後まで楽しませてくれ。
・SYNDUALITY Noir
//荒廃世界とCGロボは嫌な予感がしますが、脚本は青ブタの鴨志田一さん。手堅くまとめてくれそう。
・政宗くんのリベンジR
//まさかの2期。1巻2話のペースだから、オリジナル補完回とかやれそう。
夏ラジオ2023
地上波
・堀江由衣の天使のたまご
・A&G TRIBAL RADIO エジソン
・A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE
・田村ゆかりの乙女心症候群
・水瀬いのりのMELODY FLAG
・花澤香菜のひとりでできるかな?
最近真面目に聴いていません。
春アニメ2023感想(今更)
アニメ 機動戦士ガンダム 水星の魔女 2期
放送2023/4〜2023/7 全12話 評価8.5(10点満点6点が及第点)
ガンダムらしくしなければしない程面白くなる水星の魔女でしたが、ラストに近づくほどに露骨な過去作オマージュシーン連発になる今作。
抜群に面白いけど、何だかなあ。なアニメになってしまいました。
アニメ 君は放課後インソムニア
放送2023/4〜2023/7 全13話 評価9.5(10点満点6点が及第点)
久しぶりに9.5とこの文章を書けるのが嬉しい。
こういったアニメを見ることが出来るからアニメを見るのはやめられない。
2期、いつまでも待ちます。
アニメ 魔法使いの嫁 2期1クール目
放送2023/4〜2023/6 全12話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
久しぶりのテレビシリーズはこれからというタイミングで10月からの2クール目に。正直2クール目が終わらないと適切な評価を下せません。
アニメ 山田くんとLv999の恋をする
放送2023/4〜2023/6 全13話 評価7.0(10点満点6点が及第点)
面白いです。
あまり感情を出さない内山昂輝さんと感情を出す水瀬いのりさんの演技のコントラストが素晴らしい。
けど、私はマッドハウスと浅香守男監督にはカードキャプターさくらのクリアカード編の後編とちはやふる4を早く作ってほしいのです。
2本ハシゴ。しかも同じシアター
映画 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
評価7.5(10点満点6点が及第点)
4年ぶりのアニメ版青春ブタ野郎の新作は原作8巻の妹の花楓編。
いろいろあった花楓が周りのみんな、そしてもう一人のかえでに力を借りて一歩を踏み出すまでの物語。
みんなが優しくしてくれるのは昔のワタシが頑張ったから。昔のワタシの方が良かった。のシーンが映像化するとここまで残酷になるんだ、という恐怖を感じました。
というか、スイートバレットのメンバーの声優さんが変わっていました。これも恐怖を感じました。
映画 五等分の花嫁∽
評価6.0(10点満点6点が及第点)
相変わらず作画の安定しない姉妹です。今回の製作は何とシャフト。一期の10話で素晴らしい作画を見せてくれた会社ですが、あまりにも今回はシャフト感が強すぎる。
一度終わった作品の未アニメ化エピソードのアニメ化で、しかもどれも原作における重要エピソードだっただけに、ようやく見れた感が強いですが、せっかくならば原作者許可の上で新作が見たい所です。
2010年代の終わり
SANKYO presents ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜 ライブビューイング
アニメ・マクロスΔのユニット、ワルキューレのラストライブは頭からお尻まであんこたっぷりの4時間ライブとなりました。
2015年から8年という声優ユニットとしては破格の活動期間、そして先輩のファイヤーボンバーやシェリル・ノームは定期的に蘇ってライブをする中で、ファイナルツアーと銘打って一度最終回を作るというなかなか異例なユニットになりました。
しかし、ライブを見ながらコロナで伸びていた2010年代が本当に終わった印象を受けてしまいました。もちろん今もシリーズが続いたり、定期的に新作が出ているアニメ作品はあるけれど、商品の入れ替え時期なのかもしれません。
おそらく18:30までという時間の制約のためかライブビューイングは最後の曲中に「公演途中ですが、上映予定時間を超えたため、まもなく終了させていただきます」というアナウンスが出て、最後の曲を歌い終えてポーズを決めた瞬間に終わるというなかなか破壊力のあるライブビューイングでした。
春アニメ2023
2023年の4〜6月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。もう5月も終わりですが
春アニメ2023
・仮面ライダーギーツ(継続)
//最高
・機動戦士ガンダム 水星の魔女 2期
//最高
・君は放課後インソムニア
//最高
・魔法使いの嫁 2期
//最高
・山田くんとLv999の恋をする
//最高
春ラジオ2023
地上波
・堀江由衣の天使のたまご
・A&G TRIBAL RADIO エジソン
・A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE
・田村ゆかりの乙女心症候群
・水瀬いのりのMELODY FLAG
・花澤香菜のひとりでできるかな?
冬アニメ2023感想(今更)
アニメ 機動戦士ガンダム 劇場版TVエディション
放送2023/1〜2023/3 全11話 評価5.5(10点満点6点が及第点)
新作・水星の魔女がセパレート2クールになってしまったためか急にハサウェイ、サンダーボルト、NTの劇場版のTVエディションの放送になったのでしょう。ハサウェイ以外は視聴済。
内容に付いては日5にも関わらず、戦争の悲惨さをこれでもかと描写を続けます。
しかし、納得いかないのがサンダーボルト。カットに次ぐカットの上に二期のOPまで盛り込んだため訳がわからない事に。これならば一期のラストシーンで終わらせるべきでした。
アニメ 虚構推理 第二期
放送2023/1〜2023/3 全12話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
本来は小説1巻で済むところがコミカライズの出来が極めて良かったために続編が作られた奇妙な作品。
今回は特に人気の高い雪女編を盛り込んだのが良かった。悠木碧さんの雪女はまさにハマり役としか言えません。
今回は何というか、人生の店仕舞いをどうするのか悩んでいる人達が怪異にあって変わっていく話でしたね。
アニメ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
放送2023/1〜2023/3 全12話 評価6.0(10店満点6点が及第点)
面白い。面白いですけど、あまりにも題名と内容が違っています。別に転生要素いらないし、魔法革命というよりも王家の苦しみを延々と続くだけですし。
しかし、主人公のアニスはヒロインのユフィに王位も王国最強の座も貞操も奪われてしまい、本人は「私には何も残ってない」と叫んでいましたけど、本当に何も残っていないのですが。
アニメ 異世界おじさん
放送2022/7〜2023/3 全13話 評価6.0(10店満点6点が及第点)
アニメ制作の現場の過酷さがわかる放送スケジュールでした。
アニメがいくら面白くともこれでは・・・
ちなみにおじさんは多分私と同い年か私が一つ上とかです。
田村ゆかりさんは抗うのだ
田村ゆかり LOVE LIVE 2023 with Me?
田村ゆかりさんは、抗っていたのです。20年前にアイドル声優として絶対的な答えを出してしまった自分と。47歳になり、ダンスも年々踊れなくなっている、VTRの時間も長くなる。20年前と同じように、ライブ前になると「やりたくない!逃げたい!」と公共の電波に乗せて叫ぶほどの恐怖と。
全24曲で3時間。昔みたいに時間を超えてもファンに手を振るみたいな事を許してくれるバックももう居ない。ファン層も、当然高齢化しています。それに20年前からストーカー被害に悩まされてきて、先日公式サイトから警告文が出ていたくらいです。はっきり言ってそんなのファンでも何でもありません。
何もかんもを背負ってとんでもないドレスや女子高生の制服で必死に踊って歌うゆかりん。外部要因に加え、過去の自分の残像と戦う姿ははっきり言って悲壮感すら感じてしまいます。
だけど、それこそが田村ゆかりさん。最後まで魅せてほしいです。
しかし、田村ゆかりさんに午前3時に斉藤さんのアプリで見知らぬ人と会話させるのはどうかと。そりゃ、23歳って言ってしまいますよ。
舞台やがて君になる、のトークショー
舞台「やがて君になる」encore Blu-ray&DVD発売記念イベント 11時の回
こういったイベントに参加するくらいやがて君になる、は大好きな作品です。主演の河内美里さん、小泉萌香さん、磯部花梨さんが並ぶと一気に舞台版やが君の雰囲気になるのが嬉しいところです。
トークショーがどんなことを話していてもいざ、Blu-rayの舞台が始まったら、どんどん曇っていく磯部花梨さんの表情が全てを物語るのですよね。そしてキスシーンで画面を一時停止するプロデューサーの意地の悪さよ。
後、小泉萌香さんのドレスが宇宙戦艦ヤマトの制服に見えてしまいました。黄色の生地に黒のラインがモロに私にそう認識させてしまったのです。
アントラーズはだいぶ良くなったかな
J1リーグ 第10節 鹿島アントラーズ対ガンバ大阪(4-0)
Jリーグで一時代を作った2チームもここ数年は低迷していて、チームを作り直しています。
アントラーズは4-3-3のチーム作りを諦めて伝統の4-4-2に変えてようやく戦術の目処が付いた感じがします。
普通に4-4-2でブロック作って耐えて、攻撃時にはシンプルに2トップを狙って押し上げる。ただあまりにも鈴木優磨のキープ力に依存し過ぎで、このサッカーで全盛期のフロンターレやマリノスに勝てるか、と言われると厳しいですが。
ガンバは4-3-3で攻撃時の選手の立ち位置も普通なのですが、守備への切り替えが遅過ぎてカウンターに物凄く弱いと感じました。また、アンカーの選手の横に誰もいないため後ろからの飛び出しに対応出来ていないのと思います。
このフォーメーションでは宇佐美選手が消えてしまうと感じました。こちらも4-4-2に変えて、もう少しバランス良く配置すべきでしょう。
フロンターレやフロンターレが使っていたとはいえ、日本で4-3-3を使うのはまたまだ難しく、距離感が悪くて1トップとアンカーが孤立する弱点の方が目立ってしまいます。
いっぱいお金使って外国人選手雇うより堅実な日本人選手を雇った方が強い現実
2023年 J1リーグ 第9節 ヴィッセル神戸対横浜マリノス(2-3)
現在首位チーム対去年のチャンピオン(現在5位)の試合がつまらない訳がありません。そして負けはしましたが、首位ヴィッセル神戸は今の時点では首位にふさわしいチームだと感じます。
ヴィッセルは長年やっていた補強外国人は全員ベンチで日本人選手スタメンに。守備時にはトップ下の井手選手が前に出た4-4-2、攻撃時にはボランチの山口選手が前に出た4-3-3になる中盤の可変式フォーメーションは非常にバランスが良くいのです。ですが、ヴィッセルは大迫選手。とにかく彼が最前線でポストプレイ、守備、ゴールと大活躍。彼の負担が正直大き過ぎる。
試合自体はヴィッセルが2点先制後に3失点してマリノスの勝利。マリノスはいつものサッカーで逆転したのは素晴らしい。特に前半終わりの渡辺のゴールが本当に大きかった。ただ山根選手に右サイドバックは正直上位を相手にすると厳しいですね。ボランチならば日本代表やヨーロッパ移籍狙える選手なので丁寧に育ててほしいです。
ヴィッセルはここ5年くらいの野放図な補強が嘘みたいな堅実なチームに。Jリーグは謎外人ややる気のないビックネーム取るよりも大卒やJ2で活躍した選手を取った方が強くなって、安上がりではないでしょうか。
とはいえ、ヴィッセルが逆転された後に交代選手枠を残して負けたのは気になります。ベンチから出て流れを変えられるスーパーサブや、いざという時に頼れる守備のマルチロールとかは用意したい所。
シリーズを見てきた人のための映画
映画 グリッドマン ユニバース
評価8.5(10点満点6点が及第点)
グリッドマンシリーズを見ていない人には全くおすすめ出来ません。というか別の映画を見たほうが良いです。けど、見てきた人は必見としか言えません。何もかも詰め込んで、詰め込んで、詰め込みきった王道ような怪作です。
ヒーロー物とはこうだろう、こうであるべきだというシーンが最初から最後まで続いてもうお腹一杯です。けど後味はさわやか。
ストーリーはグリッドマン・ダイナゼノンの両作の伏線を回収。SSSSシリーズの現時点での最終回に相応しい内容でした。まあ、こういう作品を知らない人から見れば、単に予算パワーで派手な戦闘シーンばかり書いているだけなのかもしれませんが。
そして最後に効くのがグリッドマンがウルトラマンと違う決定的な設定。これを明示した事でグリッドマンはウルトラマンの亜種でありながら、グリッドマンという新しい(デビューは30年以上前)ヒーローに成ったのだと思います。
で、ふと思ったのですがグリッドマンもダイナゼノンもコンピューターワールドの世界の話です。コンピューターワールドは私達の世界から電子機器を通して見ることが出来る別世界でそこには人間と同じ姿の生命体・コンポイドが住んでいます。作中のキャラは基本的にコンポイドまたはコンポイドを模して作られたレプリコンポイドです。
けど、作中の「あの世界」もまた、我々からすればコンピューターワールドではないでしょうか。だってどう考えても普通じゃないのですから。