アントラーズはだいぶ良くなったかな

 J1リーグ 第10節 鹿島アントラーズガンバ大阪(4-0)
 Jリーグで一時代を作った2チームもここ数年は低迷していて、チームを作り直しています。
 アントラーズは4-3-3のチーム作りを諦めて伝統の4-4-2に変えてようやく戦術の目処が付いた感じがします。
 普通に4-4-2でブロック作って耐えて、攻撃時にはシンプルに2トップを狙って押し上げる。ただあまりにも鈴木優磨のキープ力に依存し過ぎで、このサッカーで全盛期のフロンターレマリノスに勝てるか、と言われると厳しいですが。
 ガンバは4-3-3で攻撃時の選手の立ち位置も普通なのですが、守備への切り替えが遅過ぎてカウンターに物凄く弱いと感じました。また、アンカーの選手の横に誰もいないため後ろからの飛び出しに対応出来ていないのと思います。
 このフォーメーションでは宇佐美選手が消えてしまうと感じました。こちらも4-4-2に変えて、もう少しバランス良く配置すべきでしょう。
 フロンターレフロンターレが使っていたとはいえ、日本で4-3-3を使うのはまたまだ難しく、距離感が悪くて1トップとアンカーが孤立する弱点の方が目立ってしまいます。