いっぱいお金使って外国人選手雇うより堅実な日本人選手を雇った方が強い現実

 2023年 J1リーグ 第9節 ヴィッセル神戸横浜マリノス(2-3)
 現在首位チーム対去年のチャンピオン(現在5位)の試合がつまらない訳がありません。そして負けはしましたが、首位ヴィッセル神戸は今の時点では首位にふさわしいチームだと感じます。
 ヴィッセルは長年やっていた補強外国人は全員ベンチで日本人選手スタメンに。守備時にはトップ下の井手選手が前に出た4-4-2、攻撃時にはボランチの山口選手が前に出た4-3-3になる中盤の可変式フォーメーションは非常にバランスが良くいのです。ですが、ヴィッセルは大迫選手。とにかく彼が最前線でポストプレイ、守備、ゴールと大活躍。彼の負担が正直大き過ぎる。
 試合自体はヴィッセルが2点先制後に3失点してマリノスの勝利。マリノスはいつものサッカーで逆転したのは素晴らしい。特に前半終わりの渡辺のゴールが本当に大きかった。ただ山根選手に右サイドバックは正直上位を相手にすると厳しいですね。ボランチならば日本代表やヨーロッパ移籍狙える選手なので丁寧に育ててほしいです。
 ヴィッセルはここ5年くらいの野放図な補強が嘘みたいな堅実なチームに。Jリーグは謎外人ややる気のないビックネーム取るよりも大卒やJ2で活躍した選手を取った方が強くなって、安上がりではないでしょうか。
 とはいえ、ヴィッセルが逆転された後に交代選手枠を残して負けたのは気になります。ベンチから出て流れを変えられるスーパーサブや、いざという時に頼れる守備のマルチロールとかは用意したい所。