今更、宇宙よりも遠い場所

 私の加入している通信キャリア系有料アニメ配信アプリで「宇宙よりも遠い場所」を見ました。
 2018年の冬アニメ(1月から3月)はおろか2018年の中でも最高傑作と言われているのは伊達ではありませんでした。リアルタイムで見なかった自分を恨みます。2018年冬アニメは7本見ていたのでそれどころじゃなかったのですが。
 確かに最初の2話までは若干イマイチな部分はありました。しかし、3話で評価は一変。後は最高傑作の名を裏切らない至高のアニメとなりました。
 特に最後の4話の友情編はもう凄すぎるでしょう。作品として全く隙がありません。もう、言葉は不要でしょう。見ればわかる。それだけで十分です。そしてこの作品には続編も不要です。もうこの13話で語り尽くしたでしょう。
 2020年になったけれど、見ることが出来て本当に良かったです。やっぱりアーカイブって大切です。過去の名作をこうやって見る事が出来るのですから。

今更、やがて君になる

 私が加入している通信キャリア系有料アニメ配信サイト(この書き方なんとかならんかな)で「やがて君になる」を視聴しました。
 この作品の本放送だった2018年秋クール(10月から12月)は本当に忙しくて、リアルタイムで見る余裕なんてありませんでした。
 原作コミックス自体は評判があまりにも良いので去年の間に購入し飽きるほど読んでいたのですが、アニメ版は毎週の新作を見るので精一杯で今回のGWでやっと視聴。なので感想はコミックス・アニメ両方の内容を混ぜたものになります。
 身も蓋もない言い方をすれば、この作品はコミックス・アニメ共に最高としか言えません。百合・GL系の作品としては最高峰の作品と断言出来ます。ただ、初心者向けとは言えないのでこれを初作品にするのはちょっとお勧め出来ませんが。
 この作品は普通の恋愛ものは【特別ではない私】を【特別なあなた】が見つける、というのがセオリーであるのを、それを逆手に取って【誰も特別に思えない私】と【みんなが自分の事を特別と言ってくれるけど本当はそこから降りたいあなた】が出会った、という形で書いているのですよね。だからクラシカルに見えるけど新鮮です(故にこの作品は初心者向けではない)。
 アニメ一期はコミックス全8巻の5巻の前半部分で終了。二期をやればちょうど良く最後までやれるとのこと。今の状況では難しい事はわかりますが、それでも二期をやってほしい。結末をアニメで見たいのです。
 最後に。主人公の侑に第一話でフラれた男の子が不憫でなりません。侑の話を聴く限り、その男の子と侑の関係はどう考えても初々しい中学生カップル以外の何者でもない。その男の子をフッたことで物語が始まるのですが、ちょっと可愛そう過ぎます。

俺はお姉ちゃんを攻略したいんだ!

 ゲーム・幻影異聞録#FE Encoreをクリアしました。WiiUの頃から気になっていましたが、今回のSwitchリメイク版が出たことでようやくプレイ。
 ゲームの出来としては文句はありませんが、何でメインヒロインつばさの「姉」の彩羽さんのイベントが無いのでしょうか。WiiU版からそうらしいのですが、せっかくのリメイクなのですからサブイベントとかでカバーしてあげても良かったではないですか
 2020/6/27(土)にプレミアムライブ(チケットは取れませんでした・・・)との事ですが、果たして開催出来るのか。オフィシャルサイトではまだ中止の発表はありませんが・・・
 追記・4/27に中止の発表がありました。

2020年冬アニメ感想

 アニメ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
 放送2020/1〜2020/3 全13話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 2010年代のスタンダードとなったアニメ、魔法少女まどか☆マギカ。2010年代は数多くのまどかフォロワーと言われる作品が生み出されて来ました。
 そして2020年。スマホゲームのアニメ化とは言え久しぶりの新作という事で期待に胸を膨らませていたのですが、悪い意味で無難な出来に終わってしまいました。
 主人公のいろはと仲間達が心の傷を克服していく姿は素晴らしいものですが、やはりフォロワーのフォロワーを超えたモノでは無いのですよね。
 この9年でまどか⭐︎マドカは専門のコミック雑誌まで発売されて(現在は休刊)、目ぼしいテーマは書き尽くされてしまったのも大きいですね。
 アニメは2期が確定。放送予定が立てられない厳しい状態ですが、2010年代を席巻した魔法少女のオリジナルの意地を見せてほしいと思います。
 
 アニメ 虚構推理
 放送2020/1〜2020/3  全13話 評価5.5(10点満点6点が及第点)
 本来ならばもっと評価は高くなる作品です。ですが、私はコミック版を購入している好きな漫画だったから正直かなり残念な作りになってしまったと書いてしまいます。
 何よりセリフとシーンのカットが酷い。そこまで重要ではないけれど作品に深みを与えてくれるシーンをかなりカットしています。
 ここまでカットするならば何故コミックスの時系列を変更してまで2・3話の大蛇編を捻じ込んだのか。この作品は面白くなるのが中盤だから、3話までに話のヤマを作りたかったのかもしれませんが。
 出来は良いだけに小さなアラが目立ってしまいますし、それが凄く残念でなりません。
 
 アニメ ちはやふる3
 放送2019/10〜2020/3 全24話+総集編1話 評価8.5(10点満点6点が及第点)
 2010年代のベストアニメは何か、と聞かれたら私は間違いなくちはやふるシリーズを選びます。1と2、そして今回の3合わせて75話と初見さんにはかなり厳しい部分がありますが間違いなくその価値はあります。今回も本当に楽しい半年でした。
 しかし、2から6年経ってようやく3というのは流石に待たせ過ぎです。もう3年くらい早く放送して欲しかったのですが(確かにこの期間に実写映画とかはやっていますが)。
 最後までやるにはちはやふる6くらいまでやらないといけません。私は見続けるつもりですが、出来れば4はあまり待たせないで欲しいところです。

見にくい

 NHKBS1ヴィッセル神戸ガンバ大阪の試合を放送していました。試合については2018-09-15のエントリーに書いています。
 しかし、イニエスタ追跡ビデオで画面を3〜4分割した結果、画面が見にくくて仕方がありませんでした。
 試合もイニエスタが交代した後にタイムワープで終了。何がなんやら。
 ヴィッセルはここから一年四ヶ月で良く天皇杯優勝出来たのは単純に凄いと改めて思いましたよ。

ちゃんとした試合だった開幕戦

 NHKBS1Jリーグ開幕戦のヴェルディ川崎横浜マリノスの試合を観戦。
 27年前の試合なのですからどれだけレベルが低いのかと思っていましたが、想像以上にきちんとしたサッカーをしていました。
 コンパクトな陣形による守備と後ろから丁寧に繋ぐパスサッカーで攻撃というのは今と全く変わりませんし、最前線からの守備も両チーム共しっかりだったので、最近の試合と比べても酷いとは思いません。
 中盤から前の選手のポジショニングが滅茶苦茶でヴェルディのラモスなんか左のサイドハーフのはずなのに右にふらふら現れるシーンが頻繁。他の選手もどこのポジションの選手ですか、という様なシーンはありましたが、それを差し引いても良い試合でした。
 実況の山本浩さんも含めてJリーグはちゃんと始まった時からJリーグだったという妙な感動をすら感じた再放送。価値のある2時間となりました。

青ブタのイベント

 イベント 青春ブタ野郎はスノーデイズの夢を見ない 夜の部 ライブビューイング
 2018年の秋アニメ、2019年初夏の劇場版で大人気だったアニメの劇場版のイベントです。
 メインキャスト7人の内の一人、東山奈央さんが参加していなかったのですが、それ以外は良くも悪くも普通のアニメのイベントでした。
 ヒロインの名場面集や声優さんの自己紹介カルテに突っ込みを入れたり、ゲームコーナーやラジオドラマ(アニメと少しパラレルになる内容でした)と極めてオーソドックス。
 どうやら、昼の部と夜の部で名場面集と声優自己紹介カルテが全部揃う様になっているため(名場面集では麻衣と理央、主人公の咲太のシーン。カルテは久保ユリカさん、内田真礼さん、水瀬いのりさん)と、夜だけだと何か歯切れが悪いチグハグ感。思い切って昼の部は名場面集、夜の部は声優自己紹介カルテで良かったのではないでしょうか。
 トークでは内田真礼さんが精神が入れ替わりたい相手はの欄にゆうま(内田雄馬さん。内田真礼さんの実弟で、この作品の主人公を演じる石川界人さんの大親友である。また、アニメでも主人公の友人・佑真役で出演)と書いたことで案の定奪い合いが勃発。石川さんが「ウチの雄馬は渡さない。同じマンションに住んでいるんだから。絶対勝つ!」と何回目かわからない宣言をしていたのはいつも通りと言えばいつも通り。
 というか、ラジオドラマでも内田雄馬さんで笑いを取るのですから、いっそ東山さんと同じ様にビデオ出演くらいしても良かったのではないでしょうか。
 アニメはテレビ版が1から5巻まで、劇場版が6から7巻までを映像化しており、原作は10巻が発売したばかり。二期をやるには後2巻くらい必要。これは何とかして欲しい。
 そしてメインヒロイン役の瀬戸麻沙美さんが「咲太は女の子泣かしてばかり・・・」と呟いたのが印象的でした。この作品は咲太・通称青ブタが彼女持ちでそれでも誰かを助ける所が肝なのですよね。
 また、この作品は藤沢が舞台だったためイベント会場は茅ヶ崎文化会館でした。私は昔(四半世紀以上前)は会場から歩いて10分かからない所に住んでいて、よくドラえもんドラゴンボールの映画を見に行った場所でした。ライブビューイングで久しぶりに会場を見れて、というか舞台の緞帳が変わって無い事にびっくりです。

2020年Jリーグの本格スタート

 2020年 J1リーグ 第1節 横浜F・マリノスガンバ大阪(1-2)
 チャンピオンのマリノスにガンバが取った手は宇佐美1トップでした。
 とにかく守備では人垣を作って守り、攻撃ではマリノスサイドバックの裏で1トップの宇佐美が流れてポイントを作り2列目の飛び出しでゴールを狙う。前半で2ゴールの時点で勝負ありですよね。
 後半はガンバの疲れとマリノスの攻勢で1点を奪われましたがガンバの完勝と言っていい試合運びでした。
 マリノスは今季は完全マークされる中でのシーズン。オフの短さも含めて苦しい戦いになりそうです。

何で携帯代って高いの?

 iPhoneを買い換えました。
 私は大学生になる時にNTTドコモと契約して約19年。幾度となく携帯の買い替えをしてきたのですが、いくら何でも今のドコモの料金体系は高すぎる。
 確かに電話は全て無料アプリで行い、インターネットをしなければ安くなるのでしょうけど、爪に火を灯す様な生活は嫌です。長年の契約による割引をしてくれるならばまだ考えるのですが・・・
 安い回線に変えようと思います。
 ちなみに私のiPhone遍歴 
 2013年12月 iPhone5c
 2015年12月 iPhone6s
 2017年12月 iPhone8(Xは売り切れでした)
 2020年02月 iPhone11(年末年始いろいろあって・・・)

ゼロックス2020

 2020年 サッカー ゼロックススーパーカップ 横浜マリノスヴィッセル神戸(3-3 PK2-3)
 ド派手なスコアの試合になりましたが、気になったのはお互いのコンディションの悪さと層の薄さ。
 1/1に試合をしたばかりのヴィッセル神戸がコンディションが悪いのは仕方がない部分もありますが、とにかく両チームとも体が重い。
 また両チーム共、高い能力の外国人選手に戦力を依存している状態なので彼らが出場出来なければチームはかなり弱くなるでしょう。
 マリノスは外国人選手が強力ですが、GK、DFライン、ボランチの7人が今日出場していたレギュラー選手のバックアップが本当に薄い。
 去年のベストメンバーから変わっていないためチーム戦術的には完全に完成しています。マリノスヴィッセルも攻守共にバランス良く仕上がっているため、後は選手のコンディション。
 このコンディションで韓国・中国・オーストラリアの強豪チームと戦うのは正直苦しい。変にACLに力を入れてリーグ戦で降格争いしてしましまうよりもリーグ戦に力を入れるべきでしょう。

冬アニメ2020

 2020年の1〜3月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。もう2月なのに・・・
 冬アニメ2020
 ・仮面ライダーゼロワン(継続)
 //お仕事編は何をしたいのか・・・
 ・ちはやふる3(継続)
 //面白すぎて困る
 ・虚構推理
 //コミック版大好きなのですよ。けど、シーンをカットし過ぎ。わざわざ2話で原作の順序を変える必要はあったのかな。
 ・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
 //2010年代を席巻したまどか☆マギカは数多くのフォロワーを作りました。オリジナルの新作がフォロワーのフォロワーになってはいけませんよね。
 
 冬ラジオ2020
 ・堀江由衣の天使のたまご
 ・A&G TRIBAL RADIO エジソン
 ・コムチャットカウントダウン
 ・田村ゆかりの乙女心症候群
 ・水瀬いのりのMELODY FLAG
 //結局、録音はばっさり消してしまいました・・・

魔法少女リリカルなのはのライブ

 アニメ「魔法少女リリカルなのは」15周年記念イベント リリカル☆ライブ
 魔法少女リリカルなのはシリーズ15周年を記念したライブです。
 なのはシリーズは2020年の今では1990年代のラストを飾ったカードキャプターさくらと、2010年代のスタンダードになった魔法少女まどか☆マギカの間を繋ぐ作品と言え、「萌え絵なのに結構シリアスな内容」「一応それっぽい魔法理論」「魔法少女の兵器化とその拒否」と現在の魔法少女ものに対して多大な影響を与えました。
 また、主役を演じた田村ゆかりさんと水樹奈々さんはその頃には既に人気があったのですが、その人気を不動のものとした作品でもあります。
 実はPC18禁ゲーム、とらいあんぐるハートのスピンオフ作品として始まり、その後もスピンオフにスピンオフを重ねて現在は何が何やらなシリーズとなっています。
 ライブは現在ではなかなかイベントに出演しない植田佳奈さんや真田アサミさんを久しぶりに見る事が出来てオールドファンは感涙。シリーズもある程度全てを網羅する様なセットリストで完璧ではないにせよ、ある程度歴史を補完。特に田村ゆかりさんはキングレコードを辞めており、代表曲でもある多くの楽曲をソロライブでもほとんど歌えない状態のため、なかなかレアなライブになりました。
 最後の挨拶では、田村ゆかりさんが「私はユーノ君とクロノ君のどちらかとくっつくのかと思っていました。どちらかをいつかは選ばないといけないのか考えた事もありました」となかなかのぶっちゃけ。確かに初期はそんな感じはありましたが、いつの間にやら無かった事になっています。
 予想通り、新プロジェクトの発表も行いなのはシリーズはまだ続く様。個人的には原作者・都築真紀さんの全く新しい作品を見たい所なのですが・・・

2019年秋アニメ感想(今更)

 アニメ ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
 放送2019/10〜2019/12 全13話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 ガンダムのプラモデル、ガンプラを主題に置いたガンダムビルドシリーズ。後半のガンダムビルドシリーズらしからぬ展開は度肝を抜かれました。
 しかし、ビルドシリーズも既に4作目。一番始めは「プラモデルだからこそ、最新技術で動く昔のガンダム」という見どころがあったのですが、今作はオリジナルメカが多くガンダムじゃなくても良いのですよね。
 2期は今年の4月から。かなり作画の質の高いアニメなので、後半も楽しみです。
 最後に。昔、ガンダムF90ー3号機の漫画で「コアファイターには無限の可能性がある。いつか、コアファイターガンダムと言われる日が来るかもしれない」というセリフがありましたが、30年近く経って現実となりました。長く続くシリーズは何が起こるかわかりません。
 
 アニメ 俺を好きなのはお前だけかよ
 放送2019/10〜2019/12 全12話 評価5.0(10点満点6点が及第点)
 OPが素晴らしい。ですが、それ以外の部分は本当にイマイチなアニメでした。
 アニメのキャラクターがメタ発言ばかりすると視聴者は冷めるのですよ。いくら何でもやり過ぎです。

やりきれない

 年始からYahooニュースを見ていると陰鬱な気持ちになってしまいます。
 家にいれば「子供部屋おじさん」と言われ、仕事に行けば「使えない」と言われ、両親には「結婚しろ」と言われ・・・
 確かに私はいい歳こいて実家から一度も出ていない未婚のパラサイトマンです。お給料も少なく、優れた仕事をしている訳でもないので私は辞めても会社には1ミリも影響がないでしょう。
 8050問題の一歩手前の7040状態(父は団塊世代で仕事を引退、本人は就職氷河期で何とか働いている状態、と言っても私は就職氷河期から少し外れていますが)で、実家との問題があっても子供部屋で身を縮めるしかなかったのです。
 私はこれからどうすれば良いのだろうか。ただ立ちすくむのみです。