2020年冬アニメ感想

 アニメ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
 放送2020/1〜2020/3 全13話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 2010年代のスタンダードとなったアニメ、魔法少女まどか☆マギカ。2010年代は数多くのまどかフォロワーと言われる作品が生み出されて来ました。
 そして2020年。スマホゲームのアニメ化とは言え久しぶりの新作という事で期待に胸を膨らませていたのですが、悪い意味で無難な出来に終わってしまいました。
 主人公のいろはと仲間達が心の傷を克服していく姿は素晴らしいものですが、やはりフォロワーのフォロワーを超えたモノでは無いのですよね。
 この9年でまどか⭐︎マドカは専門のコミック雑誌まで発売されて(現在は休刊)、目ぼしいテーマは書き尽くされてしまったのも大きいですね。
 アニメは2期が確定。放送予定が立てられない厳しい状態ですが、2010年代を席巻した魔法少女のオリジナルの意地を見せてほしいと思います。
 
 アニメ 虚構推理
 放送2020/1〜2020/3  全13話 評価5.5(10点満点6点が及第点)
 本来ならばもっと評価は高くなる作品です。ですが、私はコミック版を購入している好きな漫画だったから正直かなり残念な作りになってしまったと書いてしまいます。
 何よりセリフとシーンのカットが酷い。そこまで重要ではないけれど作品に深みを与えてくれるシーンをかなりカットしています。
 ここまでカットするならば何故コミックスの時系列を変更してまで2・3話の大蛇編を捻じ込んだのか。この作品は面白くなるのが中盤だから、3話までに話のヤマを作りたかったのかもしれませんが。
 出来は良いだけに小さなアラが目立ってしまいますし、それが凄く残念でなりません。
 
 アニメ ちはやふる3
 放送2019/10〜2020/3 全24話+総集編1話 評価8.5(10点満点6点が及第点)
 2010年代のベストアニメは何か、と聞かれたら私は間違いなくちはやふるシリーズを選びます。1と2、そして今回の3合わせて75話と初見さんにはかなり厳しい部分がありますが間違いなくその価値はあります。今回も本当に楽しい半年でした。
 しかし、2から6年経ってようやく3というのは流石に待たせ過ぎです。もう3年くらい早く放送して欲しかったのですが(確かにこの期間に実写映画とかはやっていますが)。
 最後までやるにはちはやふる6くらいまでやらないといけません。私は見続けるつもりですが、出来れば4はあまり待たせないで欲しいところです。