表と裏

 2019年 J1リーグ 第31節 鹿島アントラーズ川崎フロンターレ(0-2)

 正反対の様に見える様で、実はそっくりのチームなのですよね。

 アントラーズはカウンター狙いなのですが、ボールをキープして攻めるのも実は得意。フロンターレはボールをキープするのがメインなのですが、本当はカウンターで攻めるのが得意。

 アントラーズは表がカウンター、裏がパスサッカー。フロンターレは表がパスサッカー、裏がカウンター。状況に応じて表と裏を切り替えられる両チームが戦うと、大体は大激戦になってしまいますよね。

 アントラーズは押していた前半30分から後半15分までに3回くらいチャンスを逃してしまったのが本当に痛かった。ここでゴールを決めていたら結果は逆になっていたはずです。フロンターレは押されている時間帯にセットプレーから山村の一発。

 フロンターレの数少ない弱点(Jリーグレベル)がセットプレー時の高さ不足ですが、警戒しなくてはならない山村が綺麗にどフリーになってゴールというのはスカウティングが見事だったとしか言えません。

 後はフロンターレの田中碧。プレイの質がどんどん上がっています。今季の終わり、または来季のオリンピック後に海外移籍をするのでしょう。ちょっとJリーグで収まる才能ではなさそうです。

 アントラーズはとにかく仕切り直し。怪我人もある程度戻って来ているので、とにかく守備をしっかりして得意の1-0で勝つゲームで三連勝で逆転優勝をしたいところです。

2019年夏アニメ感想(今更)

 アニメ フルーツバスケット 1st Season

 放送2019/042019/09 25 評価6.5(10点満点6点が及第点)

 2001年に放送されて、伝説となった作品のリブート物。原作が完結したため、今回はシリーズ分割で最後まで製作するとの事。

 流石に原作が20年前の作品ですのでフレームの古さこそ感じられますが、設定の調整含めて隙の無い良品に仕上げています。

 しかし、原作を本当に最後まで製作するとなると第4シーズンくらいまでかかってしまいます。果たして完走出来る予算はあるのか。それだけが心配でなりません。

 

 アニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV

 放送2019/072019/09 13 評価6.0(10点満点6点が及第点)

 シリーズ最終章と銘打った今作は最初から最後までボリュームたっぷりの内容でした。今までのシリーズの伏線も概ね回収。ここまで壮大な話になるとは・・・

 しかし、流石に565話は長すぎる。毎回同じ様な展開(特に3期からは顕著)では飽きてしまいます。

 最終章との事ですが、おそらく劇場版をやるのでしょう。パチンコやスマホゲームでも延命処置を行われて、いつまで経ってもシンフォギアというコンテンツは終わらない。それが良いか悪いかは別にして。

ラグビーワールドカップが終わった

 ラグビーワールドカップが終わりました。熱しやすく冷めやすいテレビを見ながら「どうせテレビでワーワー言っている人達は継続してラグビー見ないのだろう。私も含めて」とか思っていたのですが、にわかファンも大切だという実況を聴いていろんな意味で一安心した記憶があります。

 今回のワールドカップは無事(いや、台風で中止もあったし、言うほど無事ではない)に終わりましたが、次の4年は日本ラグビーにとって物凄く大事になります。

 次回のワールドカップでは強化費をがっつり削られた状態で滅茶苦茶強いティア1の優勝経験国(ニュージーランド南アフリカ、オーストラリア、イングランド)と、優勝はしていないけど強豪(フランス、スコットランドアイルランドウェールズ、アルゼンチンとイタリア)から2チーム、最悪3チームをアウェイで倒さなければいけません。これは相当難しい。

 幸運な事に、日本のラグビートップリーグは強豪国の現役代表がプレーしているので、国内強化だけでもある程度何とかなるというのは大きい。とは言え、これを機にラグビートップリーグや代表の試合をゴールデンタイムに中継する事にはならないでしょうし。

 にわかファンを繋ぎ止める為の施策をしないと、せっかくのチャンスを逃してしまいかねません。そういった日本のスポーツは山ほどあるのですから。

まだ終わらない

 2019年 J1リーグ 第30節 大分トリニータFC東京(0-2)

 昨日の試合でアントラーズが勝っているため負けられないF東。結果から言えば立ち上がり10分までの永井のパスミスを奪ってからの先制点とセットプレーでの追加点で勝負あり。

 パスを回すトリニータに対してディエゴ・オリベイラと永井の快足2トップが猛スピードでハイプレスを行うので前半はトリニータは何も出来ない試合となりました。

 後半は流石にF東は疲労困憊のためトリニータがボールをキープしたのですが、やはり2点のビハインドは大きすぎました。F東は4-4-2のブロックをしっかりと閉めてトリニータのクサビのパスはほとんど通りませんでした。トリニータは攻撃の切り札であるオナイウを投入したのにそこにボールが入る事はありませんでした。

 FC東京は優勝争いに踏み止まる勝利。もう残り試合全て勝つしかありません。また、林・森重・高萩・東・永井と日本代表の経験者で固めたセンターラインが30歳を超えているため、今年優勝が出来なかったらしばらく無理な可能性があります。若手にラッキーボーイが出て来て欲しい所です。

 トリニータは今季、良く頑張りました。この予算でパスサッカーを貫いて一桁順位というのはもはや偉業でしょう。出来ればもう1勝して勝ち点46にまで伸ばしたいのですが、ちょっと難しいかもしれません。

フロンターレの初カップ

 2019年 ルヴァン杯決勝 川崎フロンターレコンサドーレ札幌(3-3 PK5-4)

 どちらが優勝しても初優勝の決勝戦は激闘になりました。コンサドーレが先制して、フロンターレが前半ラストプレーで追いついた時点で、チーム力が上回るフロンターレが絶対有利だと思っていたのですが、そこからのコンサドーレの粘りが凄かった。

 いつもの様にパスを回して主導権を握るフロンターレに対してコンサドーレは必死にカウンターを仕掛けて、を繰り返しの中で最後はベンチから出て来たフロンターレの中村・小林で後半43分に逆転して優勝、と思ったらラストプレーでコンサドーレが追いついたのですから。

 PK戦までもつれ込んだ試合は最後はフロンターレが勝利したのですが、本当にコンサドーレの徹底抗戦に苦しみました。お互い怪我人が多くてベストメンバーを組めなかったので残念でした。

 フロンターレはようやくカップ戦優勝。丁寧にパスを回すスタイルはJリーグでも屈指のチーム力を持っていますが、流石に中心選手の中村・小林・家長の3人のフル稼働が難しくなってきました。若手のホープである田中碧は多分今季の終わりか来季の夏には海外移籍をするのでしょう。今のサイクルが終わったらチーム力が一気に落ちるかもしれません。

 コンサドーレはペドロビッチ監督が就任してから去年のリーグ4位に続いて今季もルヴァン杯準優勝。順調にチーム力を上げています。決して有力選手を保持出来る予算規模はないので、とにかく若手や他チームでは活躍出来なかった中堅選手を育成していくしかありません。選手を入れ替えながらどうやってリーグ順位一桁、たまにはカップ戦でチャンスというのを続いていくのは大変です。

 後、この試合のVAR運用は正直イマイチでした。ゴールの確認に手間取ったり、延長前半のフロンターレの谷口の一発レッドはどう考えてもおかしいでしょう。イエローで問題ありませんでした。審判がVARに慣れるまで時間がかかりそうです。

悠木碧さんのオーケストラコンサート

 悠木碧 1st Orchestra Concert 「レナトス」 夜の部

 悠木碧さんの久しぶりのソロライブは東京ニューシティ管弦楽団とのコンサートライブ。去年行ったプチミレディでのコンサートライブがきっかけで今回のコンサートの企画をスタートさせたとの事ですから、去年のコンサート(私の感想は2018/10/27のエントリを参照)と地続きなのですよね。

 曲は全て「再デビュー」以降の曲のみ。コンサートスタート時に14曲と言ってしまいます。MCも流石に管弦楽団がバックにあるため、いつもラジオで話している様な下ネタは封印して曲の感想についてのみ話します。

 けど、無難に終わらないのが悠木碧。最後の曲、『バナナチョモランマの乱(無修正)』の前には、

 -昼の部が終わった後に関係者の方が挨拶に来て、全員が全員バナナチョモランマについて話すからちょっとね。更には会場の東京芸術劇場のパイプオルガンがバナナチョモランマに見えるとか言いだして、ここまで行くと冒涜だよねぇ・・・

 曲中にも、

 -お父さん、お母さん、見てますか?でも『ハツジョウジカケラブゲーム』を歌っている時の方が気まずかった・・・

 と結局いつも通り。下ネタや笑いを入れてしまいます。

 2010年代を代表する、どころか最も活躍した女性声優である悠木碧さんがあまり音楽のソロ活動を行わない(ユニット活動はある)のは、悠木さんは自分名義の曲ですら自分が演じるアニメキャラクター(実在・架空含め)の歌うキャラソンとして歌ってしまうからではないでしょうか。

 前回のライブ・プルミエでもそうだったと思い出したのですが、悠木碧さんの曲には悠木碧らしい曲が無いのです。何を歌っていてもキャラクターというフィルターを通している印象を受けます。

 もしかしたら、悠木碧自身も◯◯◯碧さん(悠木碧は芸名)の演じるキャラではないのか。見ていてそう感じたオーケストラコンサートでした。


 追記。来年発売の『Unbreakable』を初披露でしたが、せっかくオーケストラバージョンを作ったのですから、CDには今回のコンサートをそのままボーナストラックとして入れるべきだと思います。

 追記2。会場では10/26(土)に豊洲ピットで開催される、「IDOL舞SHOW」のライブ。悠木碧さんは竹達彩奈さんとゲスト出演の予定の広告を配っていたのですが、4日後のライブがまだ売り切れていないって大丈夫ですか。

ボロボロ

 2019年 J1リーグ 第29節 ガンバ大阪川崎フロンターレ(2-2)

 お互い怪我人だらけでまともな布陣すら引けない状態で何とか取った勝ち点1。

 失点するのは仕方がありませんが、どうにも失点が軽すぎる。フロンターレが逆転した2分後に同点にされるシーンなんてその典型的なシーンでしょう。全体的に締まりが無くもやもやの残るゲームでした。

 しかし、今年は両チーム共補強があまり上手くいっていないのが気になります。ガンバのスエスタとコンチャは合っているチームに入れば救世主になるはずですが今のガンバに必要かと聞かれると若干疑問に思います。

 フロンターレのダミアンも今日の様な高さで強引にゴールする力がありますが、フロンターレに合っているかと聞かれると、やはりこれも難しいと言わざるを得ない。

 ガンバはとにかく今年は残留して若手の育成に望みを託したい。フロンターレは今年は大活躍の登里の怪我を含めて来週のリーグカップ決勝に不安を残す試合に。大島がこのタイミングで復調したのが数少ない救いです。

今更、天体のメソッド

 何故、今になってアニメ・天体のメソッドの新作が配信されているのでしょうか。

 2014年の秋アニメですから5年経っての新作。私の2014/12/31のエントリーで感想を書いていますね。

 今回疑問に思うのが妙に唐突だった事です。ブルーレイボックス発売とか記念的な部分が無くいきなり新作です。

 二つ感想。まずは、ノエル役の水瀬いのりさんがこの5年でここまでビックになるとは思っていなかった件。そしてfhanaの星屑のインターリュードは超傑作曲と再認識。EDアニメーション含めてこれだけ凄いのはなかなかお目にかかれない。

 何だこりゃ、な部分もありますが、それを含めて以外と好きだったのではないか。そう感じた5年ぶりの天体のメソッドでした。

ベルマーレ大ピンチ

 2019年 J1リーグ 第28節 湘南ベルマーレ川崎フロンターレ(0-5)

 曹貴裁監督のパワハラ認定で監督不在の状態が続くベルマーレ。今日はフロンターレにボロボロにされてしまいました。

 試合開始からハイプレスをかけるベルマーレ。序盤こそ慌てたフロンターレですが、結局上手いパスワークでプレスを剥がして前半だけで4ゴール。後半も1ゴール。ベルマーレはDFラインの裏のスペースを突かれ放題でした。

 ベルマーレの問題が根深いのはシュートが1本だった事。フロンターレの素早い4-4-2ブロック形成があったのは事実ですが、もう少しミドルシュートとかあっても良かったですし、せっかくセンターフォワードには長身の山崎がいるのだからパワープレーも一つの手だったかもしれません。

 フロンターレはリーグ3連覇は絶望的。現実的にはリーグカップ狙いとなるでしょう。怪我人だらけでベストメンバーが組めない中でそれでも5位で踏みとどまっているのが凄い。若手を育てながら何とか来期に繋げて欲しい所です。

うむむ・・・

 2019年 J1リーグ 第27節 ベガルタ仙台横浜マリノス(1-1)

 疲れてて、しっかり見なかったから雑感です。

 パスを上手く回して試合のペースを握ったマリノス。追加点を取れなかったのが最終的に悪夢を呼ぶことになります。

 ベガルタのロスタイム同点ゴールは素晴らしかったのですが、マリノスに主導権を渡しても1失点で済ました守備は大きかった。マリノス相手ならばサイドを捨てて中央を埋める守備は今後の対策の一つになると思います。

アントラーズらしいサッカー

 2019年 J1リーグ 第26節 鹿島アントラーズFC東京(2-0)

 首位決戦はアントラーズアントラーズたる所以を見せた圧巻の勝利となりました。前半3分の先制点の後はひたすら試合をコントロールして終わらせました。この試合を壊す技術はJリーグ随一です。

 FC東京はカウンター特化型のチームのため、先手を取られてしまうとなかなか難しい。攻めあぐねているとアントラーズが追加点でゲームセット。順位は変わらないとはいえ、勝ち点を詰められて一気にピンチに。とにかくどこかで流れを良くしないとズルズル負けが続きかねません。

松尾が大暴れ

 2019年 J2リーグ 第31節 横浜FCヴァンフォーレ甲府(3-2)

 今年はようやく初の三ツ沢での観戦。横浜FCは紆余曲折ありながら、何と30節終了時に2位という望外の結果になっています。
 横浜FCのサッカーは今年も変わらず。4-4-2でブロックを作って守り、奪ったらシンプルにサイド展開。詰まったらサイドチェンジ。今年でクラブ創設21年目ですが、この戦術だけは基本的に変わりません(多少の変遷はあります)。
 今日の試合は一進一退。得点を奪えば追いつかれるの連続でしたが、今日は右サイドハーフ中山と左サイドハーフ松尾のコンビが絶好調。相手が3バックのため、ウイングバックの裏のスペースは狙い所なのですが、面白い様に突破が成功します。
 特に松尾の突破が素晴らしい。来期加入のため、今期は特別指定選手としてのプレーなのですが、既にチームに無くてはならないレベルのドリブル。これだけやれるならJ1でも十分通用するでしょう。何故、横浜FCが獲得出来たのか。
 好調な攻撃陣に比べて守備はかなり不安定。守備の選手の多くがスピードがあまり無いので、裏を取られるとファウルで止めるしかないため、被セットプレーが多くなってしまいます。
 昇格プレーオフは去年から最後にJ1の16位と試合が昇格するルールのため、なんとしても2位に入り自動昇格しなければいけません。ですが、この失点の多さは致命傷になる可能性があります。

バランスを崩す勇気は無かった

 2019年 J1リーグ 第25節 松本山雅FC大分トリニータ(0-0)

 残留には負けられない松本山雅と序盤は好調でしたが、ここ最近はなかなか勝てないトリニータ

 フォーメーションはお互い3-4-2-1でミラーゲーム。ボールを繋ぐトリニータとカウンターを狙う松本山雅。とにかくお互いが我慢の連続でした。

 お互い、交代選手でフォーメーションを変えて攻撃的に行くリスクを背負うのを嫌い、絵に描いたようなスコアレスドロー

 トリニータは今年の残留はほぼ確定ですが、来期は相当来るしいでしょう。松本山雅は現時点で残留争いのピンチが続きます。両チームとも、もう少しボランチとシャドーのポジションにパスを出せる選手がいればチームの質が一気に上がると思うのですが、予算的に難しいのでしょう。