青ブタ劇場版3

 映画 青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない
 評価7.5(10点満点6点が及第点)
 ちょっと肌に合わない部分もありましたが、今回も流石の青ブタでした。
 いろんな人が感想書くでしょうし、まだネタバレ解禁されてないので、書きませんが田村里美さんのキャラクターデザインが素晴らしい事は書かないといけません。
 特に咲太の妹・花楓のデザイン。劇場版に入ってから劇中では4ヶ月ほどしか経っていませんが、みるみる大人のデザインに変わっていっているのが印象的です。
 私は舞台挨拶のライブビューイングを鑑賞だったのですが、石川界人さんの「大人になるという事は自分の汚い部分も受け入れる事」という解釈が素晴らしかった。
 私の印象としては原作読んでいるときから感じていましたが、「小説版仮面ライダーディケイド」に近い印象を受けました。というか、青ブタシリーズ自体が仮面ライダージオウ(自分の歴史の肯定)、仮面ライダーディケイド(自分の世界の肯定)の要素を感じられるのです。ジオウは青ブタの後の作品ですが。
 後、アニメ映画の特典商法は良い事ではないけれど、今の経済・経営状態からすれば致し方なしなんですよね。毎週入場特典のノベルティーを変えて、リピーターに何回も来てもらわないと興行として成り立たないのです。