強すぎて

 2020年 J1リーグ 第17節 浦和レッズ川崎フロンターレ(0-3)
 笑ってしまうくらいフロンターレが強すぎです。
 素早いパスワークとプレッシャー。相手を揺さぶるサイドチェンジも絶品です。押し込まれた時は割り切って4-4-2でブロックを作って耐える判断もしっかりとしていますし、ベンチから出てくる選手が他のチームならばエースクラスと言われるレベルの選手なのですよね。
 というか、Jリーグレベルでは弱点らしい弱点が存在せず、負けるイメージが出来ません。優勝するための目標勝ち点が70くらいのリーグで勝ち点90は流石に難しいですが、80くらいは行きそうです。
 レッズは、この試合で評価をする事は出来ません。何しろ力の差がありすぎるのですから。ただ、ユース時代に期待されていて本来ならば今頃は代表の常連になっているはずだった中堅層が選手として小さくまとまってしまったのは大問題。
 まだ20代の選手なのですからもう一旗上げてほしいです。

坂元は早く海外行くべき

 2020年 J1リーグ 第16節 横浜マリノスセレッソ大阪(1-2)
 雑感です。
 マリノスの高いラインの裏は常に弱点ですが、今日は思いっきり出てしまいました。セレッソ相手に退場者出したら難しいのは当たり前です。
 セレッソはとにかく清武と坂元。特に坂元は早く海外に行かないといけないと思います。バランスの良い選手配置と高い守備意識に変化を付けられるパサー清武とドリブラー坂元が居たら強いに決まっています。

頑張りました

 2020年 J1リーグ 第15節 FC東京横浜FC(2-1)
 格上のFC東京横浜FCは頑張りました。凄い頑張りました。
 J1屈指のカウンターを武器にするFC東京を相手に横浜FCは守備では4-4-2のスリーラインとリトリート守備を徹底。これでFC東京のエース永井の走るスペースを消しました。攻撃時は相手のハイプレスをかわす後方からの繋ぎを徹底。幸運にも先制点を取った事で完全に術中にはめました。
 前半中に同点にされたとはいえ上々の出来に喜んでいたら案の定後半に手を加えてきます。永井に代えてアダイウトンを入れて4-4-2にする事でマークのズレとプレスを修正。
 こうなってしまうとチーム力の差がはっきり出てしまいます。逆転ゴールで万事休すでしたが、FC東京のシュート精度が高ければ大量失点の可能性もありました。
 とはいえ、横浜FCは今の戦力で出来る最大限の事は出来たと思います。リーグ開始時には4-2-3-1、リーグ再開時には3-5-2、現在は4-4-2とフォーメーションの使い分けの幅が増えましたし、若手選手もある程度起用の目処も立ちました。何人かは今季終了後にステップアップ移籍も可能でしょう。
 一つずつやってチーム力を上げていくしかないのです。

今更、多田くんは恋をしない。

 私の加入している通信キャリア系有料アニメ配信アプリで「多田くんは恋をしない」を見ました。2018年の春アニメですね。
 結論から言えば物凄く惜しい佳作でした。
 第一話の段階で最終話の予想が出来て、その通りに終わる予定調和は動画工房らしい作りです。
 ですが、ラスト3話の締め方が本当に酷い。アニメなのですからラストシーンはあの形で良いのですが、大切な部分を圧縮し過ぎだと感じました。
 後、ヒロインのテレサアルドノア・ゼロのヒロインのアセイラムにそっくりなのは何故でしょう。制作会社もキャラクターデザインも声優も違うのに・・・

理想の自分にどうやって勝つ?

 2020年 J1リーグ 第14節 セレッソ大阪浦和レッズ(3-0)
 雑感です。
 きっとレッズはセレッソみたいなサッカーをやりたいのでしょう。
 バランスの良い4-4-2と選手構成。中央をしっかり閉めた守備とシンプルなサイドアタックに変化を付けられる10番。今のセレッソには清武選手がその仕事をしています。
 というより、セレッソの右サイドハーフの坂元が絶好調だったのに相対したレッズの左サイドバックの山中の守備が軽過ぎました。一昨年と去年、2年連続で日本代表に選ばれた選手なのに。
 自分達がやりたいサッカーを1レベル上の段階で相手チームが実現している場合、どうやって勝てば良いのでしょうか。
 前にも書きましたが、レッズにもう少しパスで変化を付けられる選手がいたら質は相当高くなると思うのです。

2020年春アニメ感想・特別編

 アニメ ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2期
 配信2020/4〜2020/8 全13話 評価9.0(10点満点6点が及第点)
 コロナの影響で中断を挟んで8月まで配信でしたが、これは本当に傑作です。
 1期の伏線を丁寧に回収。主人公ヒロトの苦悩が余すところなく語られて、その苦悩に対するヒナタとメイ、そしてイヴのヒロイン勢の役割分担も見事。
 モビルスーツというかガンプラの戦闘シーンの作画は極めて緻密としか言いようがなく、毎回の様に最終決戦の連続。
 しかし、ガンダムビルドシリーズでここまで完成度の高い「ガンダム」をやってしまうと今後の機動戦士と名の付くアナザー系(否宇宙世紀シリーズ)に大きなプレッシャーになるでしょう。
 この作品を超えるアニメを作るのは非常に大変だと。

 特撮 仮面ライダーゼロワン
 放送2019/9〜2020/8 全45話+特別編6話 評価5.0(10点満点6点が及第点)
 令和最初の仮面ライダーはコロナで5話短縮とはいえ残念な作品になってしまいました。
 アイデアやパーツは良かったのです。AIの暴走・「道具が思考するな」と言うザイア社長・悪意の連鎖等。特に「道具が思考するな」というセリフは子供向け特撮の皮を被って現代批判を繰り返してきた平成仮面ライダーシリーズを象徴するものになり得たと思います。
 しかし、それを活かしきれないストーリー。去年末までは良かったのですよ。だけど、誰もが批判するお仕事五番勝負編は本当に酷かった。その仕事に就いている人達に怒られるのではないか、と思うくらい性格の悪いキャラクターばかり出てくるのですから。
 今年の1月から3月までの間ここまで毎週、苦痛レベルになる仮面ライダーは初めてかもしれません。
 コロナ禍の中、AIロボット・ヒューマギアがあればどれだけ世界は救われたのかと考えるほど時世にあった作品になったはずなのに。

ダメ人間

 コロナ禍で何か行動出来る人間と出来ない人間で今後が変わると言われています。
 残念ながら、私は出来ない人間でした。
 仕事をする訳でもなく。
 資格とか勉強する訳でもなく。
 本とか読む訳でもなく。
 部屋の整理をする訳でもなく。
 家事をする訳でもなく。
 開き直って遊ぶ訳でもなく。
 生産性の無い人間は価値が無いと言われるこのご時世。それでも何も出来ないのが私の実力というか、本質なのでしょう。

コンサドーレ厳しい

 2020年 J1リーグ 第13節 北海道コンサドーレ札幌名古屋グランパス(0-0)
 最後のコンサドーレのPKが決まっていたら全く違う印象の試合になったのですが、これはグランパスは優勝やコンサドーレのリーグ上位進出やカップ優勝は難しいだろうな、と思っています。
 グランパスはバランスの良いチームです。ミスの少ないGK、対人に強いCB、守備力の高いSB、守備の上手い選手とパスの上手い選手を組み合わせたダブルボランチ、技術のあるトップ下にドリブルシュートの上手いサイドハーフ、タメの作れるCFと教科書通りの布陣で、高い守備意識が素晴らしいですがベンチが少し弱くいつも同じ選手がスタメンなので連戦で疲れが溜まっています。
 コンサドーレは0トップにチャレンジしていますが、ジェイがベテランでフル稼働が無理で鈴木武蔵がベルギー移籍で0トップにする以外の手が無いのですよね。
 しかし、コンサドーレは言わずと知れたミシャ式サッカーなのですが守備の時の5-4-1、攻撃の時の3-2-5もしくは4-1-5のフォーメーションが昔に比べて綺麗に並んでいないのですよね。難易度の高い横のポジションチェンジをやりたいのかもしれませんが。
 両チームとも良いサッカーをしたのですが、やはり8月の連戦は体に悪いとしか言えません。とにかく怪我人が少しでも減ることを祈ります。

アントラーズが弱いとJリーグは面白くない

 2020年 J1リーグ 第12節 鹿島アントラーズガンバ大阪(1-1)
 内田篤人選手の引退試合で最後に同点に追いついてドラマを演出出来たのですが、とにかく試合内容としてはちょっと酷かった。
 中盤を繋いで大きなサイドチェンジで組み立てるというのは実は今までのアントラーズから大きく乖離している訳ではありません。だけど上手く行かないのは、パスが少しズレてしまうから。仕掛けのパスがこれだけズレると戦術うんぬんの前に上手く行かないですよね。
 パスサッカーをやりたいならば、ボランチにもう少しパスを出せる選手がいないと始まりません。アントラーズが強い時にはジョルジーニョや小笠原、柴崎といった強力な攻撃的ボランチがいました。少し守備強度が下がってもこういった選手を入れるべきでしょう。
 ガンバ大阪は宇佐美の攻撃力がチームの頼み。しかし、彼は2トップの後ろしか出来ないという問題があるため、4-4-2か3-5-2しかフォーメーションを取れないのが痛い。
 2014年の3冠は既に過去の話とはいえ、あのチームを上手く引き継ぎ出来なかったのは明らかに大問題。チームの連続性って大切な事は今のアントラーズを見れば明らかなのに。
 選手の名前だけならばガンバは相当強いのですが、名前だけではサッカーは出来ないですよね。

不運ではなく

 2020年 J1リーグ 第10節 浦和レッズサンフレッチェ広島(1-0)
 前半5分にレッズがPKで先制した後は、サンフレッチェが一方的に攻撃してレッズは押し込まれ続けるという状態でした。
 レッズのGK西川が好調でなければ5点くらいサンフレッチェが取っていてもおかしくないくらい一方的だったのです。攻守において的確なデザインされたサンフレッチェのサッカーの機能美は素晴らしい。
 ですが、ゴールが決まらないサンフレッチェはどんどん焦ってパスの精度が落ちていくのですよね。暑さもあったかもしれませんが、最後は思い切ってパワープレー等が出来なかったのも事実です。
 レッズは決死の守備で勝ち点3。ただ、このサッカーで勝つには正直に言ってパスの上手いボランチやトップ下、もしくはサイドハーフと言った司令塔タイプの選手がいないのは正直に言って苦しいです。

夏アニメ2020

 2020年の7〜9月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。もう8月ですが。

 夏アニメ2020
 ・仮面ライダーゼロワン(継続)
 //本当にもったいない。
 ・フルーツバスケット 2nd Season(継続)
 //見るたびお腹が痛くなる。辛い。
 ・ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE 2期
 //素晴らしい。ビルドシリーズではないけれど、ガンダムシリーズらしい作品に。


 夏ラジオ2020
 ・堀江由衣の天使のたまご
 ・A&G TRIBAL RADIO エジソン
 ・コムチャットカウントダウン
 ・田村ゆかりの乙女心症候群
 ・水瀬いのりのMELODY FLAG
 //何年も変わってないですね。

2020年春アニメ感想(今更)

 アニメ ULTRAMAN(地上波放送版)
 放送2020/4〜2020/6 全13話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 ネットフリックスで配信していたアニメの地上波放送版。2期配信に合わせて地上波放送となります。
 ストーリーは極めて単純で、ウルトラマンの力を得てしまった二代目ハヤタが苦悩しながら成長していくというもの。どちらかと言えばウルトラマンというより平成仮面ライダーに近い作風ですが。
 CGによる戦闘シーンの出来は流石としか言いようがありませんが、やはり人間の不気味さはよろしくありません。


 アニメ かくしごと
 放送2020/4〜2020/6 全12話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 さよなら絶望先生久米田康治先生の新作は良くも悪くも無難な作りになってしまいました。
 深夜アニメながら日曜昼に再放送という足枷があったのか原作時にはマイルドながらあった下ネタや問題発言は上手く除去。これを万人向けと見るのか、日和見と見るのかは人によって変わるでしょう。
 今回のコロナの影響でネットラジオが全2回で終わってしまった等、残念な部分はありましたが、非常に上手くまとまったアニメです。


 アニメ 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・
 放送2020/4〜2020/6 全12話 評価9.0(10点満点6点が及第点)
 アニメオリジナル部分は少し出来が落ちますし、ラストの部分が少し駆け足でしたが、それを差し引いてもこの桁外れの完成度。
 2期やって当然、というか息の長いシリーズになりそうです。

フロンターレ強すぎて

 2020年 J1リーグ 第9節 川崎フロンターレ大分トリニータ(2-0)
 フロンターレが強すぎです。怪我人や休ませた選手がいるためベストメンバーでは無いのにこの強さ。2-0で済んだのが不思議に思うくらいの力の差があったと言っても構いません。
 選手の技術に裏付けされたパスサッカーとサイドを大きく使った展開。保持時間が長いので相手に奪われた後の即時回収の速さと回収失敗時のブロック守備の硬さ。Jリーグレベルでは弱点らしい弱点が存在しないと言っても過言ではなく、8連勝も当然です。
 トリニータは流石に4連敗中にフロンターレは辛かった。5-4-1のブロックで守って、しっかり繋いで攻撃したいのでしょうけどズレるのですよね。ブロックもパスも。ただ、FWの高澤選手のトリニータのレジェンド高松選手を彷彿させるプレーには今後も期待したいです。
 とにかく充実したフロンターレ。三笘選手や田中碧選手はさっさとヨーロッパに行きなさい。フロンターレが少し弱くならないとリーグが面白くないから。と言いたくなるくらい強いです。

何でサガンが勝てなかったのか

 2020年 J1リーグ 第8節 FC東京サガン鳥栖(2-3)
 雑観ですが、何でサガンが今まで勝てなかったのか疑問に思うほどサガンが良い試合をしていました。
 4-4-2で粘り強い守備と何とか後ろから繋ぐ攻撃。これだけやれるならばもっと早く勝ち点3は取れたはずです。クラブ経営は無茶苦茶でも、ピッチのサッカーはかなり真摯。
 FC東京はなかなか自分達のやりたい事が出来ません。というよりサガンのブロックの前になかなか上手くいかないシーンが頻繁でした。

というかオルンガ

 2020年 J1リーグ 第7節 柏レイソルベガルタ仙台(5-1)
 雑感になりますが、とにかくレイソルのオルンガ。というかオルンガ。
 あんなに楽に点取ってくれたら、周りも楽で仕方がないでしょう。というか、何でこのクラスの選手が日本(しかも去年は2部)にいたのでしょう。