コンサドーレ厳しい

 2020年 J1リーグ 第13節 北海道コンサドーレ札幌名古屋グランパス(0-0)
 最後のコンサドーレのPKが決まっていたら全く違う印象の試合になったのですが、これはグランパスは優勝やコンサドーレのリーグ上位進出やカップ優勝は難しいだろうな、と思っています。
 グランパスはバランスの良いチームです。ミスの少ないGK、対人に強いCB、守備力の高いSB、守備の上手い選手とパスの上手い選手を組み合わせたダブルボランチ、技術のあるトップ下にドリブルシュートの上手いサイドハーフ、タメの作れるCFと教科書通りの布陣で、高い守備意識が素晴らしいですがベンチが少し弱くいつも同じ選手がスタメンなので連戦で疲れが溜まっています。
 コンサドーレは0トップにチャレンジしていますが、ジェイがベテランでフル稼働が無理で鈴木武蔵がベルギー移籍で0トップにする以外の手が無いのですよね。
 しかし、コンサドーレは言わずと知れたミシャ式サッカーなのですが守備の時の5-4-1、攻撃の時の3-2-5もしくは4-1-5のフォーメーションが昔に比べて綺麗に並んでいないのですよね。難易度の高い横のポジションチェンジをやりたいのかもしれませんが。
 両チームとも良いサッカーをしたのですが、やはり8月の連戦は体に悪いとしか言えません。とにかく怪我人が少しでも減ることを祈ります。