2021年 J1リーグ 第11節 横浜マリノス対横浜FC(5-0)
私は横浜FCサポーター歴22年目なので、どうしても横浜FC寄りの感想になってしまいますが、まあ粉砕されたとしか言いようがありません。
実は横浜FCは悪いサッカーをしていませんでした。4-4-2でコンパクトな守備をして、攻撃では丁寧なビルドアップからトップのポストプレーを挟んでサイド展開。コーナーキックは8本取れている事からも全てが通用しなかった訳ではないのです。
ブロックを作って守ろうとする意図はわかります。一対一や攻守の切り替えの質が伴わないだけで。ビルドアップする攻撃の意図もわかります。パスがちょっとしたプレスでずれてしまうだけで。
横浜FCは残念ですが降格するでしょう。ここから残留出来るとは到底思えません。予算削減のためベテランは引退、有望な若手・中堅選手は移籍になるでしょう。おそらく来年はチームにはいないであろうクラブ生え抜きの齋藤選手の今日の怪我が気になります。
しかし何故、皆川選手(現ベガルタ)を放出したのか。確かに得点は少ないですが彼のポストプレーが横浜FCの攻守の生命線だったのに。ボールが前で収まらないからなかなかDFラインを上げられないのですよね。
マリノスはハイプレスと偽サイドバックの動きが絶妙。優勝は無理(残念ですが、優勝は既に不可能)ですがACLなら十分狙えるでしょう。