良い試合だった

 2020年 J1リーグ 第25節 ガンバ大阪コンサドーレ札幌(2-1)
 スピーディーなカウンター合戦は見応えたっぷりな良い試合でした。最終的にはガンバが逆転という形になりましたが、好ゲームと言えます。
 ガンバは9戦負けなしながら、主力の昌子・三浦の両CBを怪我で欠いて、しかも今週からアデミウソンが飲酒運転で謹慎という状態。しかしピッチのサッカーは極めて良く出来ていたのです。
 極めて普通の4-4-2は西野時代、長谷川時代の良い時期の要素を上手く組み合わせて今いる選手にマッチングしています。若手選手の育成も流石はガンバ。左サイドバックの福田やボランチの山本は海外移籍も狙って良いのではないでしょうか。
 じわじわと順位を上げていつの間にやら2位。優勝はどう考えても無理ですが、しっかり2位を確保して天皇杯出場からの優勝は十分狙えます。
 コンサドーレセンターフォワード問題がドウグラスオリベイラに当たりが出てきて当面の問題は解決。とは言え良いサッカーをしていても勝てないのはミシャ式の悪い所です。降格圏にいないだけでも合格なのかもしれませんが、やはり一昨年の4位、去年のルヴァン杯準優勝を見ると物足りない。今日の仕事も決勝点となるガンバのFKのタイミングで選手交代したのはちょっと不味かった。
 コロナ禍の難しいシーズン、苦しい連戦の中でもこれだけしっかりした試合を見ることが出来るのは幸せです。