Jリーグ史に残るループシュート

 2017年 J1リーグ 第11節 コンサドーレ札幌ガンバ大阪(0-2)
 結果的には0-2でしたが、いいサッカーをしていたのはむしろコンサドーレ
 技術レベルがJ1リーグでは敵わない事がわかっているからだこそ、スペースをしっかり埋めてアタック&カバーを繰り返し、エース都倉が体を張って必死に繋げる姿は美しい。
 だけど今日はガンバの藤本のループシュートを讃えたい。Jリーグ史に残る見事なシュートが決まりガンバの勝ちが決まったと言っても過言ではないでしょう。
 これで首位レッズと勝ち点同じの2位に着けたガンバ大阪ACLの敗退もリーグ優勝には好都合。
 懸案なのが2選手。まずは遠藤。高い戦術眼と技術は健在ですがやはり運動量の衰えは明らか。今後はどうやって起用すればいいのか正直迷うシーンが増えてきそうです。
 もう1人はアデミウソン。デビューの時はその技術の高さに驚愕したのですが、今年でJリーグ3年目。悪い意味でJリーグの水に慣れてしまった印象があります。早めにヨーロッパに移籍した方がガンバとしてもアデミウソンとしても良いと思うのですが。
 ガンバはワールドユースに4選手を輩出するなどユース育成は相変わらず上手く今期の終盤には彼らが貴重なバックアッパーとして機能する可能性が高い。
 コンサドーレはJ1残留に向けて必死のサッカー。下位3チームが絶不調のため何とか15位を守っていますが、3チーム共残留力が高かったり、そもそもチャンピオンチームだったり。稼げる時に勝ち点を稼いでおかないと、最後に入れ替わりになる可能性があります。