家長大暴れ

 2020年 J1リーグ 第4節 川崎フロンターレ柏レイソル(3-1)
 前半はフロンターレが大暴れしました。フロンターレの選手がサイドで三角形になりパスを回すとレイソルの選手は全くボールを奪えません。失った後のボール回収もとにかく上手く、ワンサイドゲームでした。
 その急先鋒が家長。この試合は家長が大暴れとしか言いようがないくらい大暴れでした。とにかくフリーになる動きが素晴らしく、ボールを持ったら奪われない。右サイドバックの山根とのコンビでチャンスをひたすら作って、コーナーキックからのヘディング、利き足ではない右足のミドルとらしくないゴールが取れるのは好調な証。
 後半は選手を交代してレイソルもある程度持ち直したのですが、いかんせん今のフロンターレにとって2点(後半直ぐに追加して実質3点)は大きすぎるリードでした。1点返しただけでも凄いと言うべきか。
 前節の4点に続き今節も大爆発のフロンターレ。ジェジエウの怪我は気になりますが、本当に強いです。今季も優勝争いするのは間違いないでしょう。今日の試合でも相手に押し込まれて引いて守るとちょっと弱いのかもしれませんが、フロンターレを90分押し込め続けるチームはJリーグにはありませんからね。
 レイソルはオルンガと2列目の距離が遠すぎる。大黒柱のクリスティアーノがしばらく出場出来ないならば、システムを4-3-3ではなく4-4-2か4-2-3-1にしてオルンガの側(セカンドストライカーやトップ下)で江坂がプレー出来る状態を作った方が良いと思います。