アントラーズ酷い

 2020年 J1リーグ 第2節 川崎フロンターレ鹿島アントラーズ(2-1)
 待ちに待ったJリーグ再開幕。さっそく黄金カードで楽しみにしていたのですが、正直イマイチな試合になってしまいました。
 とにかくアントラーズが悪すぎでした。アントラーズと言えばシンプルな4-4-2の守備とそこからのサイド攻撃。セットプレーの集中力と試合展開に応じたボール運びと当たり前を当たり前に行う事が強さなのですが、今日はそれを全く感じられなかったのです。
 2トップのブラジル人選手はまだチームに馴染んでいませんし、バックラインのマークの受け渡しもイマイチ。何より一番得点を期待できたのが高卒新人の染野選手の時点で無理があるでしょう。染野選手は2024年パリ五輪代表どころかフル代表すら狙う力はある選手ですが。
 とはいえフロンターレも完成は遠い。今季はシステムを4-3-3にして変化を求めているのですが、守備のブロックの組み方が問題あり。特に今日は右ウイングの家長選手の裏にボールを運ばれて3人の中盤のスライドが間に合わないケースが頻繁。守備時には4-1-4-1、または4-4-2にセットする形に調整するべきだと思います。