いい試合だけど、怪我人が出るのは見ていていい気分にはならない

 2019年 J1リーグ 第7節 横浜F・マリノス名古屋グランパス(1-1)
 去年からパスサッカーを志向してようやく結果が付いてきたマリノスと去年の反省を生かして守備にも気を配るようになったグランパスの試合は好ゲームになりました。
 グランパスのしっかりした4-4-2のブロックにマリノスはなかなか縦パスを入れられません。グランパスはカウンターからチャンスを狙いますが、PK以外のチャンスはなかなか生まれず、マリノスはカウンターから同点に。
 後半はスペースが出来てカウンター合戦。ゴール前のシーンが増えますが、お互い精度を欠いてゴールは生まれませんでしたが、大満足の試合です。両チーム共、やりたいサッカーが明確なので見ていて気持ちが良いのですよね。
 ですが、グランパスのGKランゲラックが接触の怪我で前半中に交代というのが残念。グランパスにとって非常に重要な選手なので軽症だと良いのですが・・・

2019年冬アニメ感想

 アニメ ブギーポップは笑わない
 放送2019/01〜2019/03 全18話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 ライトノベルの歴史を変えた伝説のシリーズのアニメ化。2000年に一度アニメ化しているのですが、その際は外伝の様な作りでした。今回は原作準拠。ですが、これならば2クールでしっかりアニメ化して欲しかったですね。
 何より第1巻、「ブギーポップは笑わない」編をアニメでは3話で無理やり終わらせたのがマズかった。特に小説1巻の4話をばっさりカットしたのが。この話をやらないと5巻の「歪曲王」編に上手く繋がらないのです。アニメでは無理やり繋げていましたが・・・
 また、6巻の「夜明けのブギーポップ」編をスペシャルとして4話一挙放送をやるのならば、2クールの枠を取ってこれまたばっさりカットされた4巻の「パンドラ」編もやって欲しかった。
 しかし、去年のキノの旅、今期のブギーポップどろろ、2019年4月からのフルーツバスケットなど、最近は昔の作品の続編・リメイク・リブート系ばかりやっている気がします。
 
 アニメ 五等分の花嫁
 放送2019/01〜2019/03 全12話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 週刊少年マガジンに連載している作品のアニメ化ですが、原作の連載は2017年8月からなのですよね。アニメ化までに1年半掛かっていないというスピードでした。
 内容は極めて普通の週間少年漫画誌のハーレムラブコメ。冷静に考えると、季節感がおかしい(劇中は9月〜11月半ば。9月に花火大会はまだわかりますが、11月半ばの林間学校で肝試しは・・・)ですし、話の展開も正直かなり雑、何より作画が相当酷い。一部の回では他社に協力してもらい、その回の作画は極めて良いため、通常回は余計に酷いと感じます。
 しかし、そんなマイナスを弾き返すかの様な魅力的な五つ子姉妹。2010年代を代表するアイドル声優が好演。声優の声を聴きたいが故にアニメを見る、いわゆる声優アニメとしては及第点の出来でしょう。
 ブルーレイの売り上げも好調。二期放送は間違いないでしょう。イベントも案の定プラチナチケットになってしまいました。が、プレイガイド系サイトを見れば何と映画館でのライブビューイングを開催。行きますよ、そりゃ行くって。
 で、私の予想ですが花嫁は五月。二乃、三玖、四葉は無い。一花と五月ならば、一番始めに会ったというのが最後のアドバンテージになると思います。
 
 アニメ エガオノダイカ
 放送2019/01〜2019/03 全12話 評価4.5(10点満点6点が及第点)
 日本アニメーション会社の名門中の名門、タツノコプロの55周年記念作品はとんでもないゴミアニメになってしまいました。
 ロボットアニメとして重要な設定自体は悪くありません、どころか極めて良く出来ています。しかし、その足を引っ張る雑なストーリー展開には閉口せざるを得ません。そして、信じられない様な作画崩壊。予算に恵まれなかったのがありありとわかります。55周年記念作品なのに。
 ゴミアニメとして切って捨てる事は簡単です。だけど、捨てきれない魅力があるのもまた事実です。上手く調理すればいくらでも面白く出来る設定だったのに、何故こうなってしまったのか。
 最後に、中盤で帝国の負傷兵を乗せて本国に戻るトラックが攻撃される、というシーンがあったのですが、どの陣営の攻撃だったのか最後まで説明がありませんでした。これだけは明らかにしてください。

お金を掛ければ勝てる?

 2019年 J1リーグ 第6節 松本山雅FCヴィッセル神戸(2-1)
 お金を掛ければ勝てる訳ではないのがサッカー、というのを絵に描いたような試合になりました。
 松本山雅の引き気味の守りと距離があっても突如襲いかかる前田大然のプレッシングにヴィッセルはなかなかボールを前に運べません。
 前半の内に松本山雅が2ゴール。両方ともラッキーなゴールでしたが、これでヴィッセルはかなり追い詰められた事になります。しかもビジャが怪我で交代。
 後半からはヴィッセルは前線にヴェリントンを入れて高いボールを入れて反撃。1点は返しましたが、反撃もここまで。予算に恵まれないクラブがお金ジャブジャブのクラブに勝つ。第三者からすれば笑いが止まりませんよね。
 松本山雅はこれで残留圏脱出。ただこの試合、後半勝っているのにカウンターを受けるシーンが何回もありました。もう少し中盤でボールを収められる選手がいないとこれからも苦しいでしょう。
 ヴィッセルはどうにも運動量が少ない様に感じます。確かに不運なゴールでしたし、引かれた相手を崩すのはどんなチームでも苦労します。ですが、どうにもあっさり負け過ぎでしょう。
 後、ヴィッセルの古橋は今年で24歳。少しでも早くヨーロッパでプレーしないといけない実力があります。夏の移籍を狙うべきでしょう。

今更ゼノブレイド2

 ゼノブレイド2、やっとクリアしました。と言っても1周・イージーモードですが。
 クリアタイムはゲーム内計測で大体35時間、トータルでは38時間というところでしょうか。去年の10月くらいにスイッチを購入して、攻略サイトを見っぱなしで約半年掛かりました。
 確かに面白いゲームでしたが、もう私には「新しいゲーム」に付いていく力は無いという事をまざまざと感じさせられたゲームでもありました。
 とにかく、複雑かつ広範な操作に付いていけません。右スティックでカメラ操作をするのに気づいたのが7話、バトルシステムをある程度理解してボスの体力を一気に半分くらい減らす事が出来る様になったのが9話。
 それまでは崖ジャンプ(そもそも崖ジャンプとはなんぞや?)を当てずっぽうで飛ぶため奈落の底にしょっちゅう落ちていましたし(使えるようで使えないマップシステムと目標まで残り何歩の表示は何なの?)、ボスがピンチの時に放つ必殺技であっさり敗北(戦闘時に画面いっぱい表示される計器は何を意味しているの?)など事故が凄く多かった。
 システムを理解した人のために用意されたアドバンスドニューゲーム、いわゆる2周目を頑張る力は私にはありません。それでもゼノブレイド3が出たら買うと思います。
 お願いしますので、任天堂はスイッチで昔のゲームをダウンロード購入出来るバーチャルコンソールを実装してください。ゲームキューブゲームボーイアドバンスのソフトを沢山買いますから。

サンフレッチェ、なかなかしぶとい

 2019年 J1リーグ 第5節 大分トリニータサンフレッチェ広島
 久しぶりにJ1へ昇格したトリニータと去年後半に大失速したサンフレッチェ
 繋ぐサッカーを志向するトリニータ。それもそのはず、トリニータの片野坂監督はサンフレッチェで2連敗の時にコーチだったのですから。
 試合はお互い3-4-2-1で完全にミラーゲームとなってしまいました。常に自分の前に対応する選手がいる状態で、ボールの動かし方も基本的に同じ。前半はシュートすらまともに打てないまま終わりました。
 後半、サンフレッチェはハイプレスでトリニータのミスを誘います。そして狙い通り後半12分にトリニータのミスからサンフレッチェヴィエイラがゴール。その後はサンフレッチェは引いて守り試合を綺麗に壊しました。このサッカーで2012年、2013年、2015年にJ1優勝しているサンフレッチェ。流石としか言いようがありません。
 サンフレッチェは怪我人続出の中で吉野、川辺、野津田の期待はされていたけれど中々チャンスが貰えず他チームにレンタル移籍していた選手がようやくレギュラーを獲得して大活躍。それ以外にもGKの大迫やボランチの松本泰史と松本大弥のダブル松本。シャドーの東と東京五輪世代の選手も次々と出てきています。今期は苦しいシーズンになるという予想でしたが、裏切ってくれそうです。
 トリニータサンフレッチェみたいなサッカーをしたいのでしょう。ですが、それを可能にするにはまだ基礎技術が足りない。理想を追うのが残留への道の様なので、我慢してやりたい事を貫き通すことが出来るのか、見ていて楽しみです。

これならW杯はいける。そこから先はわかりませんが・・・

 サッカー国際親善試合 日本対ボリビア(1-0)
 酷い試合と言われていますが、日本サッカーが今、出来ない事がはっきりしたことが最大の収穫です。
 中盤の選手をワントップに置く通称ゼロトップは無理。やはりトップにはターゲットマンが必須です。宇佐美の右サイドも改めて難しいと感じました。彼はトップ下で起用するべきです。
 久しぶりの代表になった小林祐希は安全プレーが目立ったとはいえほとんどボールロストが無く、スペインであまり試合に出ていない柴崎、大ベテランの青山、怪我がちの大島と問題を抱えた攻撃的ボランチのレギュラー争いに入ってきそうです。
 初代表の安西は凄く良かった。守りに問題はありますが、攻撃ではある程度突破をしていました。
 森保監督は4-4-2のフォーメーションで、各選手をなるべく適正ポジションでプレーさせながら戦術を作り込まない形で新しい選手を試しやすくしているのでしょう。W杯の最終予選に入るまでは今のチーム作りで良いと思います。

負け試合だからこそ

 サッカー国際親善試合 日本対コロンビア(0-1)
 負けましたがいい試合でした。
 鈴木武蔵も苦手なポストプレーを含めて良かったですし、室屋はかなりいいプレーをしていました。
 しかし、後半の南野ワントップはあまり機能せず。やはり今の日本サッカーにはCFにポストプレーをある程度こなす選手が絶対に必要です。

MBSアニメヒストリカ平成

 MBS アニメヒストリア平成
 MBSアニメイベントの決定版といえる内容です。質・量共にこれ以上のものを出すのは難しいと断言出来るでしょう。
 まず、MBSアニメの370作の中から選ばれた15作品と出演者が凄い、というか凄まじい。
 1.コードギアス 反逆のルルーシュ
 福山潤櫻井孝宏
 2.機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
 河西健吾・細谷正隆
 3.SSSS.GRIDMAN
 広瀬裕也宮本侑芽
 4.ハイキュー!!
 主題歌のみ
 5.機動戦士ガンダムSEED
 保志総一朗石田彰
 6.進撃の巨人
 梶裕貴・細谷正隆・神谷浩史
 7.魔法少女まどか☆マギカ
 悠木碧斎藤千和
 8.黒執事
 小野大輔坂本真綾
 9.マギ
 小野大輔梶裕貴福山潤櫻井孝宏
 10.機動戦士ガンダムOO
 宮野真守中村悠一
 11.AngelBeats!
 神谷浩史花澤香菜
 12.黒子のバスケ
 主題歌のみ
 13.おおきく振りかぶって
 中村悠一代永翼谷山紀章福山潤
 14.マクロスFrontier
 中村悠一中島愛
 15.七つの大罪
 梶裕貴悠木碧福山潤
 どのアニメもMBSアニメを代表するような作品ばかりです。出演者も今の日本アニメを代表する声優ばかり。更には「UNION(OxT)」、「JOJO その血の運命(富永TOMMY弘明)、「My Soul Your Beat(Lia)」、「ラブ・ドラマティック feat.伊原六花(鈴木雅之)」、「残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)」を生で聴けアニメ好きには堪りませんでした。冷静に見るとごった煮感溢れるのですが、それこそMBSアニメイベントなのでしょう。
 だからこそもっとやって欲しかった部分が目立ってしまいます。歌だけの参加もいくつもあったり(マギも実際には歌のみ参加でした)、マクロスFrontierがあり坂本真綾さんが参加しているならばトライアングラーを歌っても良いではないですか。そこは少し残念です。
 桁外れに良いイベントなだけに、DVD化や配信は一切ないのは正直どうかと思います。一切ないからだこそこんな破茶滅茶な内容が出来るのですが、だからこそ上手くカットして配信して欲しい。
 MCでは花澤香菜さんが、「リハーサルを終わった後に近くにあるイオンモールをぶらぶらしていたらイオンモールに来ている家族を見て・・・AngelBeats!から9年経ったと感じて、そりゃ私も年を取るわ」。代永翼さんが「ババアと周りから言われてきた身として、村瀬歩君には負けられない」。悠木碧さんが「私、隠していましたが、実はオタクで・・・」とこれまた凄い発言を連発。とにかく大満足の4時間。
 2002年(平成14年)10月放送開始の機動戦士ガンダムSEEDから始まったMBSアニメの歴史はそのまま、アニメビジネスの急成長の歴史でもあります。女性客で満員の巨大な会場でアニメイベントというのはそれこそSEED以降の流れでしょう。MBSマーケティングは正解だったのです。
 後、チケットソールドアウトとの事でしたが、私の前の席が8人くらい綺麗さっぱり空席だったのは何故でしょうか。

冬アニメ2019

 2019年の1~3月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。もう3月なのに・・・
 冬アニメ2019
 ・仮面ライダージオウ(継続)
 //ジオウ編になってから急激に面白くなりましたね。
 ・エガオノダイカ(新規)
 //あまり面白くないのに、見てしまう・・・何か変な魅力のあるアニメです。しかし姫様とレイラさんの背中ぱっくり衣装は冷静に見ると・・・
 ・どろろ(新規)
 //今季どころか、今年を代表するアニメになるでしょう。
 ・五当分の花嫁(新規)
 //声優の名前で視聴を決める典型的なアニメ。でも作画以外はそれほど悪くないですよ。
 ・ブギーポップは笑わない(新規)
 //夜明けのブギーポップ編一挙放送見逃しました・・・配信や再放送を待ちます。というか2クールにした方が良かったのでは?
 
 冬ラジオ2019
 ・堀江由衣の天使のたまご
 ・碧と彩奈のラ・プチミレディオ
 ・A&G TRIBAL RADIO エジソン
 ・コムチャットカウントダウン
 ・田村ゆかりの乙女心症候群
 ・水瀬いのりのMELODY FLAG
 ・ご注文はラジオですか??WELCOME う・さ!
 
 //録音用USBメモリに何時間も溜まっています。何とかしないと・・・

復興応援試合

 2019年 J1リーグ 第3節 ベガルタ仙台ヴィッセル神戸(1-3)
 復興応援試合と位置づけられたこの試合は好ゲームとなりました。球際が激しく両チーム共シュートブロックに体を必死に投げ出す姿が目立つのですが、ダーティーなプレーは少なくカードも2枚だけでした。
 何より目立ったのはベガルタのシマオ・マテ。ボール奪取能力に優れ、パス展開技術も高い。前半はベガルタ優位で進んだのですが、後半20秒のビジャのゴールで試合の流れは一気に変わりました。
 逆転された事で、前に出るしか無くなったベガルタに対してヴィッセルはカウンターを連発。イニエスタのパスからのビジャの抜け出しが連発。
 ベガルタは去年、赤字決算だったためか主力が抜けて補強もあまり出来なかったためか、サッカー自体は悪くないのに、我慢出来ないで押し切られるシーンが目立ちます。早めに勝ち点を積み上げおかないと、降格の恐れがあるのを覚悟した方がいいシーズンになりそうです。

プチミレディの最高のライブ!しかし・・・

 petit milady 5th LIVE Howling!!
 今まで散々文句ばかり書いてきたこのブログですが、プチミレディのライブはようやく完成。2人の(ロックは出来ないからこその擬似)ロック魂や百合営業が爆発しました。
 曲数は2時間で全20曲、曲のセレクトも文句なし。特にダブルアンコールの100%サイダーガール&ドキドキドはデビューから5年間、見続けたファンに向けての最大のご褒美です。
 ダンスもようやく身の丈にあった振り付けになりました。止めの部分がことごとくセーラームーンの様に見えるのは、おそらくプチミレディの2人にとって最も無理のないポーズだからでしょう。
 MCの抜け具合も素晴らしい。OPは曲から始まらず、スタッフ含めて衣装の最終確認からの円陣というロックというより破天荒(by悠木碧)なプロデューサーの工藤さんの悪ふざけが炸裂。お馬鹿な彩奈ちゃんのボケにクレイジーな碧ちゃんがボケ返す。これこそプチミレディです。
 プチミレディはようやくライブスタイルが完成。やっとハテナマークがあまり出ないライブを見ることが出来たにも関わらず、所属レコード会社ZERO-Aが解散するため、ラジオ番組プチミレディオが今年の3月いっぱいで終了する事が発表されました。プチミレディはまだ続くらしいですが、声優ユニットに取って主活動であるラジオ番組が無くなるのは致命傷。このままでは来年の今頃にはプチミレディは解散してしまいます。ネットラジオでもいいので続けて欲しい所です。
 MCトークの中でイチバン印象に残ったのはこちら。
 竹達彩奈「碧は声優界にいっぱい嫁がいて、一婦多妻を地で行っている」
 悠木碧「彩奈がイチバンだよ!」
 竹達彩奈「それ・・・早見ちゃんや美菜子にも言ってない・・・?」
 悠木碧「いやさ・・・いろんなイチバンがあるから大丈夫だよ・・・」
 このライブの結論。悠木碧さんは多くの女性声優に、「○○がイチバンだよ!」とイチバンを安売りしている、という事に嫁達(竹達彩奈さんを始め、早見沙織さんや寿美菜子さん)も気づいている。

何となくチームになってる!

 2019年 J1リーグ 第2節 ヴィッセル神戸サガン鳥栖(1-0)
 両チーム共、世界的選手が所属しています。が、その選手的選手がいるが故にチームの各ポジションのバランスが非常に悪い。
 ですが、この試合は両チーム共4-4-2にフォーメーションを引いて何とかバランスを取って、それっぽく見える様になっていました。
 試合はビジャのゴールでヴィッセルの勝利でしたが、本当にそれだけの試合でした。とにかくお互い決め手が全く近いほどありません。
 特にサガンはサイド攻撃のパターンすらありません。守備的な選手を起用しているのにあまり守備が強い訳でもありませんし、早めに手をつけないと本当に降格しかねません。
 ヴィッセルは降格の心配はありませんが、ちょっと強い相手には苦戦必至。今日の試合で交代選手を使わない所も気になります。はっきり言って、ビジャ・ポドルスキーイニエスタの3人起用は無理があります。1人外すべきでしょう。

ゼロックス2019

 ゼロックススーパーカップ2019 川崎フロンターレ浦和レッズ(1-0)
 今年はアジアカップの影響でオフシーズンが長く、コンディションを整える時間が2ヶ月以上あったため(アジアカップに出場したレッズの槙野は別ですが)、Jリーグ優勝のフロンターレ天皇杯優勝のレッズの試合はシーズン初戦にも関わらず死闘となりました。
 両チーム共、チーム自体は完成しているので新加入選手の調子を見たい所ですが、マッチング具合がそのまま結果に出てしまいました。
 フロンターレのダミアンとマギーニョが既にチームに馴染んでいるのを見ると、レッズの杉本、エヴェルトンが無難な出来レベルでは物足りない。現時点でもローテーション要因には勿体ないくらいですが、JリーグACLをダブルで優勝するには物足りない。青木と武藤が戻るまでは我慢ですね。
 しかし、フロンターレの完成度は素晴らしい。レッズをシュート1本に抑える守備はJリーグのチームでは簡単には破れそうにありません。繋ぎが上手くて、速攻も上手くて、更に守備も上手くて。弱点がベテラン選手が多いので夏場は苦しいかもくらいという状態です。
 無冠時代が嘘の様なフロンターレ。サポーターも楽しくて仕方がないでしょう。

何故、この「LOST SONG」がバズらなかったのか・・・by小山剛志

 LOST SONG 〜星歌祭〜
 2018年4月から6月まで放送していたアニメのイベントです。何と私は見ていませんでした(正確には1話切り)。しかし、ぼんやりチケットサイトを見ていたらまだチケットが購入可能で、久しぶりに田村ゆかりさんを生で見たい、と思い切って参加。チケット購入の際にアニメまとめ系のサイトで話の流れは確認しました。
 残念ながら、パシフィコ横浜国立大ホールはがらがら。当日券も大量に余っていたと思われます。これだけ出演する声優が豪華ならば埋まると考えていたのでしょう。
 イベントは極めて普通のアニメ系イベント。たっぷり三時間で朗読劇と劇中歌でアニメ最終回から少し後の物語をやって全員の気持ちに決着を付ける後日談でした。田村ゆかりさんが母親役(そう、母親。しかも双子)を演じるというなかなかレアなものも見ることが出来ました。
 男の子役だった久野美咲さんがボロ泣きしながらのラストにヒロインに対して告白するシーンはアニメを見ていないのに、唸ってしまうほど良かっただけに、配信がネットフリックスのみで気軽に見ることが出来ないのが今更ながら残念です。
 イベント終了時には続編の発表も。続編やる前に再放送してくれませんか。
 また、このイベントはソフト化されないとの事。完全お蔵入りはもったいないので、続編やる前に30分バージョンを放送してくれませんか。