頑張って見なくても良かったかも…

 アニメ アカメが斬る!
 放送2014/7〜2014/12 全24話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 豪華な声優陣で2014年夏アニメの中での前評判が高かったのですが、結論から言えば、びっくりするくらい及第点作品でした。
 暗殺モノのアニメなのですが、最近の「仲間はほとんど死なない」風潮に逆らう様に、じゃんじゃんメインキャラクターが死ぬ。だけど、どうも違和感があるのです。
 何故なら、ほとんどのキャラクターの死は単なる判断ミスなのですから。退却すべきなのにタイミングで平気で戦う。明らかな人選ミスの作戦で味方を失う。しっかり守りを固めるべきなのに攻めに出る…
 基本的には、反乱・戦争・暗殺・死をテーマにした作品にも関わらず、人の命を無下に扱い戦争の悲惨さを出すわけでもわけでも、尊く扱うわけでもなく中途半端なのですよね。
 ヒロイン陣がほとんど主人公のタツミに惚れているのは、いくらなんでもちょろ過ぎとか、それが問題ではありません。
 原作はこれからがクライマックス。こういうアニメは通常、尻切れとんぼで二期を匂わす作品が多い中、俺たちの戦いはこれからだエンドにせずにきちんと最終回をした事は好感が持てます。