ディフェンスラインが先週に比べ浅くなり、攻撃時に押し上げができたのは幸運なゴールを含めた前半20分まで。その後は完全に主導権を握り続けられ、ほとんど攻撃ができませんでした。とにかく攻撃の全てが単発で、久保への楔のパスが切られたらほとんど何も出来ません。自慢の守備組織ハマナチオもゴールポストが2回も救ってくれ無失点ではありましたが不安が残ります。
マリノスの選手にとってみれば「彼らは守っていただけ」なのでしょう。しかし横浜FCはここでとにかく手に入れた勝ち点3が後々の降格争いにあたって大きなポイントになると思います。
ただ、横浜FCの戦い方はこの2戦で「コンパクトなリトリート(後退)守備」「繋いでパスカウンター」ということがはっきりし、それがJ1でもそれなりに通用するということがわかりました。これは大きな前進だと考えてもいいでしょう。