やはりガンバ大阪は強い

 2020年 J1リーグ 第33節 横浜FCガンバ大阪(0-2)
 久しぶりにBS1横浜FCの試合を放送してくれるので楽しみにしていました。
 まあ、結果的には開始30秒ゴールで全てが決まってしまったのですが。
 横浜FCのやりたいサッカーはセオリー通りです。4-4-2のブロックで守り、攻撃時にはボランチの佐藤がDFラインに下がり3バックになり両サイドバックが前に出て幅を取りビルドアップをする。ポゼッション偏重なのはロングボールにあまり頼れないからでしょう。
 でもどんなに正しくても守備では一対一で勝てないからファールで止めるシーンが多く、攻撃ではなかなか楔のパスが通らない。そもそも90分のほとんどの時間0-1の状況で2位のガンバにカウンター待ちされたらどう頑張っても勝つのは難しい。
 後半は少し盛り返しましたが、パスが回ってもシュートが枠に入らない。カウンターから追加点を取られて勝負あり、となる試合展開も当然と言えば当然です。やはり得点源の松尾が怪我で今季は出場不可の状態では難しい。
 若手をしっかり育成して、同時にベテランのリサイクルという横浜FCのスタイル自体はそれなりに成功してきたので、もう少し質の高い選手を獲得出来れば上の順位も見えるのですが。
 今日で2位確定のガンバはバランスの良いチーム。なんだかんだで勝ち点65は素晴らしい。特に攻撃的ボランチのポジションを奪った山本は今後代表も狙っていける選手です。今年23歳で東京五輪世代なのも大きい。
 後はカズ。正直ゴールを望むのはどうなのでしょうか。カズは大好きですが・・・