日本代表らしい試合でしたね

 サッカー国際親善試合 日本代表対ウルグアイ代表(0-2)

 アギーレジャパンの初陣はいきなり強豪ウルグアイ。相手FWにカバーニがいる時点で既に日本より強いチームです。

 試合はいつも通りのサッカー日本代表。パスは繋がるのですが、シュートの精度、更に言えばその前のスルーパスやクロスの精度が低いため、所謂いつもの「決定力不足」。

 守備ではシンプルにクリアしなければいけない場面で中途半端な繋ぎのパス交換を選択し案の定、カットされてそのまま失点してしまう。

 監督が変わろうが、選手が変わろうが、フォーメーションが変わろうが、サッカー日本代表は今日も「サッカー日本代表」。まさに継続強化の賜物ですね。

 ただ、私は日本代表はダブルボランチを基本陣形にするべきだと考えています。理由は単純でJリーグに4-3-3で成功したチームは無いからです。

 例外は2010年の名古屋グランパスですが、中盤の守備を一手に引き受けるアンカーは元コロンビア代表のダニルソンでした。今の日本にはアンカーのポジションを出来る選手はいません。今日の森重選手は悪くなかったのですが、やはり物足りない。

 日本代表の守備の問題はセンターバックがイマイチなのも原因ですが、その事を分かっているにも関わらず、前線の選手が守備放棄してしまう事にあります。

 個の力と言う前に最低限の戦術タスクをこなせない様では勝てませんよね。