無理矢理勝つのは強い証

 2011年 J1リーグ 第19節 ジュビロ磐田ガンバ大阪 (1-2)
 磐田の4-4-2のゾーン守備は派手ではありませんが、理に叶ったモノでした。今日は負けはしたものの内容はいいサッカーをしていたと思います。
 だけど時間帯に応じてプレスの質が大きく変わります。いい守備をした次のシーンに人はいるけどいるだけになったり。
 ガンバは相手の隙を突き効率的な得点。一点目のフリーキックのこぼれ玉、二点目の佐々木のクロスは共に磐田の守備が緩慢だったタイミングでした。
 少々内容が悪くとも勝ってしまうガンバはやはり強い。磐田の山田大中心の攻撃は綺麗で美しい。だけどずる賢くない。黄金期の磐田にあり、今ガンバにあり、今の磐田に足りないのはこのずる賢さではないでしょうか。