何故かダブルスタンダード

 STAR DRIVER 輝きのタクトが面白くて仕方がありません。始めは滅茶苦茶でしたが、ちゃんと行動に説明があるのが素晴らしい。しかし、今日は酷い違和感を覚えました。
 ヒロインのワコ曰く、「私は島の巫女だから、本土には行けない。外に出るということは私の封印が解かれてサイバディ(この世界のロボット)を世界に出してしまうことだから。だから歌手になる夢は叶えられないなぁ。」とのこと。
 一時代前ならともかくこのご時世、その設定は大きな欠陥を抱えています。だって、本土に行かなくてもインターネットでいくらでも自分の歌を発表できるのですから。
 しかも、先週は学校のクラスメイトがネット取引で一国の資産くらいを動かしている話をしたばかりなのに。
 これだけネット時代になったのに、未だに「歌手とは東京でするもの」「ネット取引で一財産」というのが自然に両立しているのは何故か。ある程度不自然だと思っても良いのではないでしょうか。