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人が失った何かは人の中でしか取り戻すことは出来ない

 アニメ 凪のあすから

 放送2013/10〜2014/04 全26話 評価8.0(10点満点6点が及第点)

 第1クールの13話までも良作だったのですが、第2クールの14話からは完全に名作に進化。

 萌え系のキャラクターデザインとファンタジーな世界観の皮を被って、第1クールは差別や偏見、第2クールは生と死をテーマにする硬派な内容。

 単なるラブコメとは一線を画する岡田麿里さんのヒロインがとことん報われないシナリオとP.A.WORKS社の描く自然の美しさの対比が残酷ですらあります。

 でも、何より書くべきことは主人公の光ことひーくんの格好良さでしょう。

 彼の周りの頭はいいけれどなんか妙に人生に冷めている子供たちに比べれば、ひーくんは問題解決能力に決して恵まれているとは言えません。

 でも彼は全編を通して、見返りを求めずに誰かの為に走り続けました。こんなに格好良いのならば、何人ものヒロインから惚れられて当然ですよね。

 万人向けではありませんし、途中までは見ていて後味のいいアニメではありません。だけど、私はこの凪のあすからを名作だと断言できます。