見事なコントロール

 2019年 J1リーグ 第18節 鹿島アントラーズジュビロ磐田(2-0)
 最下位で監督交代を行ったジュビロ。鈴木新監督には正直アントラーズは厳しい相手だったと思います。
 アントラーズはいつもの様に見事なブロックを生成。ジュビロはパスを回せてもなかなか崩しきれずに苦し紛れのシュートしか打てません。というよりもジュビロはロドリゲスの突破しか攻め手がありませんでした。
 怪我人に次ぐ怪我人に悩まされるアントラーズ。今日も永木が怪我で交代という状況。しかもここで鈴木・安部・安西の3人が移籍の可能性が高いと、もうチームを維持するのも厳しいにも関わらず彼らを起用せず(安部が交代出場)に勝つという信じられない事をやってしまいます。
 今のアントラーズはトップ下の土居が絶好調。もともと能力の高い選手である事は間違いなかったのですが、ここに来て明らかにプレーレベルが上がった印象を受けました。これなら代表に呼ぶべきだと思います。というか呼ばれないとおかしいでしょう。
 ジュビロは本当に降格危機です。ここから巻き返すイメージが正直持てません。そこまで悪いサッカーではないのですが、もう少し攻撃時に前の3人にフォローがないと得点はなかなか生まれません。