もう笑うしかない

 ここ二日ばかりは上司にこってり絞られました。しかもそれがどれも的確で、耳が痛くてしょうがありません。
 「お前は頭を使って仕事をしていない。」全く持ってその通りです。
 「お前は言われたことしかできない。」言われたこと"すら"できていないと思うのですが、全く持ってその通りです。
 「自分で考えることができない人間は真面目でもなんでもない。そもそもこの課には必要ない。」全く持ってその通りです。
 「ここ最近は成長していない。考えることもしない。だから重要な仕事をいつまでもまかせられない。もう三年も働いているのに。」全く持ってその通りです。私自身もここ1年は特に自分のスキルが上がっていないことを実感しています。
 人はこういう時にどのように振舞えば良いのでしょうか。うつむいて「反省しています」という態度を示せばいいのか、いっそぼろ泣きでもすれば良かったのか。でも私はなぜかそこで笑ってしまいました。苦笑いに近い物でしたが。
 だって自分自身もましてや上司の方は特に「これ以上こいつ(私のことね)は仕事では使い物にならない人でなしだ。最悪だ。」と気付いているのですから。もはや笑うくらいしかありませんよね。
 もう私はそろそろ気付く必要があります。「これから今の仕事をどう頑張っていけばいいのか」から「これからどんな仕事を選ぶべきか」という大きな思考転換が必要となっていることを。