久しぶりのイベントは、やがて君になる

 「朗読劇 やがて君になる 佐伯沙弥香について」を見に行きました。本日2020/11/8(日)の12時の回です。
 この朗読劇はアニメ化もした漫画「やがて君になる」のスピンオフ小説の朗読劇なのですが、説明がえらく面倒なので後の説明はカットします。
 主演の磯部花凛さん(アニメ・Just Because!のイメージが強い)目当てで行ったのですが、いやはや胃が痛い。
 もちろん原作小説は読んでいますし、原作漫画もアニメ版もたらふく楽しんだ上での今回の劇なのですが、改めて劇を見ているとこんなに厳しい内容だったのかと。
 今回演じたのは、小説の一巻と二巻でざっくりいえば佐伯先輩が2連発で好きな人にフラれるという内容をたっぷり2時間半説明するのですが、これがまた痛々しいのなんの。本来ならばそれが一気に裏返る三巻の部分が無いから余計に辛い。
 というか、佐伯先輩は惚れっぽくてしかも相手に影響されやすい。自分がある様であんまり無く、基本的に優秀で良い子過ぎて手がかからない故に面倒な子(それはやがて君になるのメインキャラ全員そうなのですが)で恋愛が絡むと悪い方向に相手に合わせてしまう。
 チケット代はパンフレットとクリアファイル込みで12000円払い、苦しみを味わうという冷静に考えると無茶苦茶ですが、見終わった後には妙な気持ちの良さがあったのは事実で、久しぶりのイベントというのも含めて行けて良かった。そして演者さんの声がアニメ版と変わらない様に聴こえたのは凄いとしか言いようがありません。
 後はアニメ2期が放送されれば何よりですが、やっぱり難しいのでしょう。何とか頑張ってほしいのですけれど。
 それと数少ない男性キャラの槙君の趣味は最悪だ、と改めて確信します。