チームは水物

 2018年 J1リーグ 32節 セレッソ大阪川崎フロンターレ(2-1)
 この試合で勝てば優勝決定のフロンターレセレッソはとにかくゴール前で守備をガチガチに固めて守備をします。というよりパスを回すフロンターレ対策は、ゴール前をガチガチに固めてボールをサイドに追い出すのがセオリーになっています。
 そして後半、カウンターでセレッソが先制点。セレッソの狙い通りの展開です。先制されたフロンターレは急に焦り出していつもではあまりないパスミスを連発。フロンターレもPKで追いつくのですが、セレッソが最後に突き放してゲームセット。
 せっかくフロンターレが負けたのに、2位のサンフレッチェが負けてあっさりとフロンターレ優勝。2節残して優勝しかも連覇なのですからもっと誇れるはずなのですが、これほど盛り上がらない優勝も珍しい。
 しかし、改めてチームは水物だと思います。2月のゼロックススーパーカップの試合では、セレッソフロンターレを圧倒して勝ったのに現在はフロンターレは優勝で、セレッソは中位。怪我や若手の成長、調子の良し悪しでチームはあっという間に別物に変わってしまいます。勝ち続けるって難しいことですよね。