2018年 サッカー ルヴァン杯決勝 湘南ベルマーレ対横浜F・マリノス(1-0)
リーグ戦の順位はあまり振るわない両チームですが、ルヴァン杯は地道に勝ち続けて決勝に進出しました。今季をいいシーズンにする為にも是が非でもタイトルを取りたい所です。
お互い怪我人が多く、更にベルマーレはユース代表離脱もありベストメンバーとは言えない構成の中で、試合はベルマーレが前からプレスをかけて主導権を握り、マリノスが耐えてボールを奪ったらDFラインでパス回しをして落ち着けるかロングパスで裏を狙う展開。
ですが、J1リーグの成績が示している通り、両チーム共トラップやパス、タックルと言った基本的な技術が拙いのですよね。それを走力で誤魔化しているのは素晴らしいのですが。
上手くパスを前に繋ぐ事が出来ないマリノス。DFラインのパス回しが引っかかるシーンが頻繁していました。ベルマーレの杉岡が前半36分にゴールを決めた時点でほぼ勝負あり。後半はゴール前に押し込まれ続けたベルマーレ相手にマリノスはどんどんシュートチャンスを作るのですが、ゴールに入る感じが全くないのです。
ベルマーレは久しぶりのタイトル。幾度となく昇降格を続けているベルマーレですが、実はJ1昇格後即優勝なのですよね。後、裏のMVPと言えるセンターバックの坂。身長は174センチながらジャンプ力が高く空中戦にも強いのですが、日本代表を目指すのならばやはりボランチで育てて欲しいところです。