サッカー ロシアW杯 マッチナンバー57 ウルグアイ対フランス(0-2)
ウルグアイはダブルエースの一角、カバーニが怪我で欠場でしたがそれを差し引いてもフランスの充実感を感じることが出来た試合です。
フランスは4-2-3-1とも4-3-3とも取れる変則式フォーメーション。左サイドハーフに入ったトリソ(レギュラーだったマテュイディは出場停止)が4-4-2でブロックを作る時には左に、4-3-3でブロックを作る時には左寄りの中にポジショニング。この動きが絶妙。
ポグバ・カンテと組む中盤三枚がボールを奪えて、パスを出せて、ドリブルで仕掛けられてと攻守に隙が無いのですよね。右サイドでブレイクしたエムバペが攻撃に専念出来るのはとにかく3人が強力だからです。
ウルグアイはとにかく2トップにボールが入らない、というかトップ下(大会途中から4-3-1-2のダイアモンド型に中盤を変更)のベンタンクールにすらボールが入らない。必死の守備で0-0の時間が長くなれば可能性はあったのでしょうけど、セットプレーとグリーズマンのスーパーゴール。両方とも止めるのは困難でしょう。
フランスは充実の内容で次戦はベルギーとの事実上の決勝戦。ウルグアイのスアレスは敗戦濃厚の試合で神の手や噛みつきに次ぐ技を繰り出さなかったのは大人になった証拠なのでしょうか。