見た目はギリギリの戦い、だけど・・・

 サッカー ロシアWカップ マッチナンバー50 フランス対アルゼンチン(4-3)
 結果は1点差ですが、それ以上の差があったと言わざるを得ない試合でした。
 フランスのボランチ・カンテはメッシをマンマークして最後までなかなか自由なプレーをさせませんでしたし、カウンターではエムバペが絶好調でした。メッシのポジションに合わせて守備陣形が変形しながら封殺する姿はもはや芸術。
 それでもアルゼンチンは一時的とはいえリードを奪ったのは凄い。あれだけ全体が機能していないというのに。
 メッシはアルゼンチン代表では最後(?)まで理想の起用方法が確立されませんでした。バルセロナですら迷っているのですから当然かもしれませんが。
 このW杯でも4-2-3-1のトップ下、3-4-2-1の2の右(日本風に言えば右シャドー)、4-3-3の右ウイング(偽7番)、4-3-3のトップ(偽9番)と最後まで定まりませんでした。
 フランスは優勝候補の最右翼ですが、ジルーとグリーズマンの2トップがなかなか調子が上がらないのが気になります。