2018年 J1リーグ 第6節 湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズ(2-1)
ベルマーレの劇的なロスタイムゴールで試合は決まりましたが、最大の問題はアントラーズの勝負強さが全く無くなった事です。今日みたいな試合ならば無理やり勝つのがアントラーズなのですが。
アントラーズはいつも通りサイドを攻略して・・・から上手く繋がりません。というのも2トップが外に開きすぎだと思うのです。
金崎と鈴木は両選手ともサイドでのプレーを苦にしないタイプですが、どちらかがサイドに開いたら中央に1人しかいないのですよね。その場合には逆サイドの選手が斜めの動きでゴール前に来るのが約束事だと思うのですが、その動きもありません。その結果、サイドはやられても中央を固めておけば大丈夫
何よりパスの展開が大ベテランの小笠原頼み過ぎ。確かに小笠原は今でもリーグ屈指の攻撃的ボランチですが、彼に頼りっきりでは流石に苦しい。今日の試合も後半40分に小笠原が交代してから決勝ゴールを奪われました。
柴崎が海外移籍したので苦しいのは確かですし、そろそろ次の攻撃的なボランチを育てないといけません。
ベルマーレは今日の試合では勝ちましたが、やはり相手ゴール前での迫力が足りません。あれだけ全員が長い距離を走って攻撃参加するのにゴールになかなか結びつきません。
毎年の様に主力が移籍するため、チームの骨格が定まらないのは仕方がないとは言え、自前の若手選手が減って他のチームから獲得した中堅選手が中心になっているのも気になります。