盛りだくさんな日曜

 映画 ご注文はうさぎですか?? 〜Dear My Sister〜
 評価7.5(10点満点6点が及第点)
 2014年、2015年に放送されたアニメシリーズの続編です。
 今回は原作のココア帰郷編をベースにストーリーを構築(劇中はおそらく夏休みの設定)。
 内容はいつも通りのごちうさ。いつものメンバーがいつもの掛け合い。今回は姉妹がテーマであって、ココアとチノ(妹、といっても下宿先の娘さんを勝手に妹扱いしているだけだが・・・)、ココアとモカ(姉、こちらは実姉)の絆をフォーカス。
 口では嫌がっている様に見えて、実際にはココアを大切に思っているチノとそれを優しく見守る友人達と父、祖父。姉に憧れて暴走するココアとそれを優しく見守るモカと母親。全く持って優しい世界が続きます。
 雑誌まんがタイムきららの二枚看板、「ご注文はうさぎですか?」と「きんいろモザイク」の2作はアニメ1期、2期共に大ヒットでスペシャル版の上映・販売で一応「アニメ版はここで完結してもとりあえず問題なし」という段階には持って行きました。
 アニメ3期を放送するにはストックが少し足りませんし、ごちうさのリゼ・きんモザの綾役の種田梨沙さんも病気療養から辛うじて仕事復帰している状態です。いつか万全の体制での両作品の3期の放送を望みます。
 特典のミニ色紙は千夜。個人的には一番好きなキャラだったので笑いが止まりません。

 2017年 J2リーグ 第41節 横浜FCファジアーノ岡山(1-1)
 横浜FCのホーム席は何と売り切れだったため、ファジアーノ側で見る事に。私は実家の実家が岡山のため、そこまでアウェイ席に座るのも抵抗がなく、むしろ日陰に隠れてピッチも近くホームより遥かに見やすかったくらいです。何よりサポーターが荒れていない。
 試合は前半は横浜FCが優勢。新監督になり今まではブロック守備から佐藤・中里のダブルボランチ中心にショートパスで攻めるサッカーでしたが、プレッシングからのショートカウンターにさじ加減を調整。エース・イバのゴールで先制します。
 しかし、後半途中にファジアーノが長身FWオルシーニを投入してからは流れが一変。横浜FCは右ウイングに入ったオルシーニへの高いボールに上手く対応出来ません。
 それでも何とか守って守って、逃げ切るかと思ったらロスタイムに失点して逃げ切り失敗。横浜FCはこれで僅かにあったプレーオフ進出の可能性が完全に消滅しました。
 横浜FCは今年は勝負の年でした。主力選手を残留させ、J1で実績のあるヨンアピン、シーズン途中にはJ1MVP経験のあるレアンドロドミンゲスまで補強しました。
 序盤戦は首位に立ち、今年こそはと思ったのですが、何回かあった不調のタイミングを手早く切り勝ち点を安定して稼ぐ事が出来なかった事が痛かったです。
 来季はおそらく主力選手は移籍するでしょう。イバ・ヨンアピンレアンドロドミンゲス・佐藤・中里・ジョンチュングン。J1でも下位ならやれそうな選手は結構います。
 個々人はJ1でも通用しそうなのに昇格出来なかったのは悪い流れをチームで切ることが出来ず、流れを変えるため新しい選手を起用しようにもレギュラーとバックアップの実力に差があり、レギュラーがいなくなる、特にイバとヨンアピンがいなくなるとチーム力が一気に下がるからです。
 来季の期待の選手は石井と新井。石井は右サイドバックボランチを遜色なくできる選手。新井は右サイドバックが本職ですが、左サイドバックもまずまずこなせます。毎年書いていますが、若い選手をどんどん起用しないとチームとして成長する事は難しいですよね。