サッカー親善試合 浦和レッズ対ドルトムント(2-3)
フィジカルに劣る日本選手がサッカーで勝つには素早いパス回しで勝負する。世界トップクラスのチームであるドイツの名門ドルトムントにレッズのサッカーがどこまで通じるのかは今後の指標になるはずでした。
試合の序盤はドルトムントの凄さをまざまざと見せつけられる展開に。素早いプレスと正確な攻撃でレッズは防戦一方。しかし、必死に耐えてCKからレッズが先制。
後半からはドルトムントはフォーメーションを4-3-3から3-4-3に変更してより攻撃的になる・・・はずだったのですが、パスが回らなくなりレッズと互角の打ち合いの試合に。
だけど勝っているのに打ち合うという馬鹿丸出しの試合運びをした結果、ドルトムントの快速FWモルにスペースを与えてしまいあっさり逆転。
レッズは再びCKで同点に追いつくのですが、ここで遠藤のクリアミスから決勝点を奪われてしまいます。
ドルトムントは本気ではなかったのかもしれません。暑さでコンディションも悪かったのかもしれません。だからこそレッズは勝利するビッグチャンスだったはずなのです。
フィジカルに劣る日本選手がサッカーで勝つには素早いパス回しで勝負する。それはある程度ドルトムント(手抜き)にも通用したと思います。だけどくだらないミスであっさり失点するのでは勝てるものも勝てません。
Jリーグで最も戦力が充実している浦和レッズが優勝出来ないのは当然です。だって大切な試合の大切な場面で毎回毎回くだらないミスをするのですから。