プチミレディは末長いユニットになりたいのなら、もっと修正しないとダメ

 petit milady 3rd LIVE 小さな淑女と森の愉快な仲間たち 〜ムッチュ☆森へ還る〜
 悠木碧竹達彩奈の人気声優ユニットpetit miladyの3rdライブ。
 今までの2回のライブでは散々批判してきたのですが、今回はかなり堅実な作りになりました。ライブ部分もMC部分もかなり修正されてようやく「声優ユニットのライブ」らしいライブになったと思います。
 単品ならば面白くても、全体的には合っていなかったゲストもなし。着替えのタイミングで流す録音ドラマで出演した皆川純子さん(通称・皆川センパイ)も全く気にならず、極めて楽しく聴けました。
 ですが初回から書いているのですが、直されない部分が多すぎです。とにかく歌詞間違いが多く、ダンスが合っていない。身長150センチに満たない2人のダンスがどうしてもショボくなるのは仕方がない。だけど、歌詞を間違えるのはどうか。私が感じただけでも3回ありました。
 ライブは2時間半で21曲。今までのボリューム不足は無くなりましたが、選曲は納得いかず。3rdアルバム中心のセットリストで2ndの名曲「キラリキラリ」が聴けたのは良かったですが、前回のライブで大失敗した「Ma Cherie」や今までライブで歌っていないシングル曲である「恋はみるくてぃ」が入っていません。またラストの「ハコネハコイリムスメ」はセリフ部分をライブ仕様にするべきではなかったのでしょうか。
 ただ、ダンスや歌詞や選曲はまだ目を瞑れるレベルです。何より私が気になったのは照明。今回はZepp Tokyoなので立ち見だったのが影響しているのか、とにかく照明が目に痛くて仕方がありませんでした。
 「azurite」で一回締めて、アンコールの繋ぎにピアノで流れた「azurite」をムッチュが歌い、2人が泣きながら「大好き、ありがとう」を歌う流れなんか出来過ぎなくらい凄かっただけに、照明の問題は残念でなりません。それが無ければもっと評価出来たのです。
 活動が四年になるプチミレディが未だに完成したライブを見せられないのは何が問題なのか。偉い大人は考えないといけません。
 追記・竹達彩奈はダイエットのため難消化性デキストリン(悠木碧曰く、ヤバイ粉)を使っています。