天皇杯決勝2017

 天皇杯決勝 鹿島アントラーズ川崎フロンターレ(2-1)
 満身創痍のアントラーズですが、レアル・マドリードを相手にあれだけ戦った後ならば、Jリーグのチームなんて敵ではない、という予想にほぼ沿うような結果になってしまいました。
 前半、小笠原が中村憲剛と乱闘寸前になったり西が登里に延髄斬りするなど荒れた展開の中、アントラーズがセットプレーから先制。
 もうこれで終わったのかな、と思っていたのですが、後半フロンターレが三好を投入してシステムを4-4-2に変えたところ、これが大当たり。
 アントラーズはプレスが上手くかからなくなり、フロンターレが小林の突破から同点弾。このまま押し切れば良かったのですがアントラーズは耐えるのですよね。こういったシーンで。
 延長ではフロンターレの足が止まり、アントラーズが決勝点。またもフロンターレのシルバーメダルは増えて中村憲剛の涙のシーンが放送される事になります。
 アントラーズは苦しいときにブロックを作って守り、攻撃は素早く裏という約束事がひたすらに徹底されていました。アントラーズの新黄金期はまだ終わりそうにありません。