勝てない

 2016年 J1リーグ 第2ステージ 第2節 FC東京ヴァンフォーレ甲府(1-0)
 なかなか調子が良くならない両チーム。試合を見ると両方ともそりゃ勝てないわ、と頷かざるを得ない状態でした。
 FC東京は他チームが羨む大戦力を保持しているのですが、どうもこの戦力が一つのチームになりません。大戦力が故に最適な選手配置がなかなか見つかりません。
 ヴァンフォーレは今オフ、主力選手が引き抜きに合いしかもけが人続出。さらにエースのクリスティアーノが移籍。これで勝てというのはかなり酷な状態です。
 ヴァンフォーレは5-4-1で必死に守るのですが、ブロックを作る事で手一杯でブロックの間で楔のパスを受ける選手にプレスがかかりません。
 FC東京は前半6分にコーナーキックから先制したら、その後は攻めれず守れずで試合終了。同点にされなかったのはヴァンフォーレの攻撃があまりに単発だからです。ヴァンフォーレは補強でも育成でもポストプレーの出来る長身FWが必要です。
 ですが交代で出場したヴァンフォーレの森。19歳で今年プロになった東京五輪を目指す選手ですが、パスもドリブルもある程度通じています。
 名古屋グランパスのユース出身ですが、何故トップ昇格出来なかったのか疑問に思います。彼はビックになりそうな気がします。