残留と降格

 2015年 J1リーグ 2ndステージ モンテディオ山形ヴァンフォーレ甲府(0-1)
 とにかく勝って可能性を繋ぎたいモンテディオと早く残留確定したいヴァンフォーレ。お互い先制されると逆転する力はないため、リスクを冒さないロングボール中心のサッカーになりました。
 フォーメーションはお互い3-4-2-1。守備時には5-4-1になるペドロビッチスタイルの部分模倣です。お互いにロングボール中心ならばセンターフォワードに強力なバレーのいるヴァンフォーレの方が有利ですよね。
 試合は1-0ですが、それはモンテディオのベテランゴールキーパー山岸が大当たりだったからで、彼が3本くらい止めていました。
 この試合でヴァンフォーレは残留、モンテディオは降格がほぼ決定。モンテディオは昇格プレーオフから昇格したので最下位回避だけでも頑張ったと言えるのですが、各ポジションの選手の質が低かったと言わざるを得ません。
 ヴァンフォーレは今年も苦しい中なんとか残留。ですが、ベテラン中心のメンバーではいずれ耐え切れない時が来るでしょう。特にバレーの変わりはJ2から引き抜くなり大卒を育てるなりしないといけません。早急に。