グランパス酷すぎ

 2015年 J1リーグ 2ndステージ 第9節 サンフレッチェ広島名古屋グランパス(5-2)
 得点差以上に両チームには差があった様に思います。ですが、サンフレッチェが強かったのではなくグランパスがあまりにも無惨だった。
 サンフレッチェはいつも通りのサッカーをやっているだけなのに、勝手に崩れていくグランパスグランパスの左サイドの守備が酷かった以上に3トップが酷かった。
 ノヴァコヴィッチがセンターで、2列目が永井・川又だったのですが、攻守共にほとんど機能しませんでした。
 日本代表では苦しいプレーが続く永井・川又ですが、Jリーグでは永井は6得点、川又は8得点と物足りない部分はあっても合格点は付けていい2人。システムを4-4-2にしてシンプルに2トップを生かす形にした方が良いのではないでしょうか。
 サンフレッチェはこの試合で年間一位に。チームの熟成は説明不要で少々選手が変わってもほとんど戦力低下はありません。しかし、今日の試合ではエースの佐藤寿人が凄すぎた。
 得点を取る動きは説明不要なくらい素晴らしく、J1通算156点目(J2でも50点取っている)。ですが、今日はポストプレーが冴え渡っていました。相手の守備の隙間を縫う様に動いてパスを受けたら簡単には奪われないで確実に繋ぐ。
 佐藤寿人ポストプレーが上手くなったのは30歳近くになってから。それまではスペースランからのシュートを流し込むしか出来ない選手でした。永井・川又はまだ26歳。プレーの幅を増やしてもう一度日本代表のレギュラーに挑んで欲しいのです。