引き分け試合を無理やり勝てるレッズ

 2015年 J1リーグ 2ndステージ 第1節 松本山雅浦和レッズ(1-2)
 戦力に劣る山雅の反町監督がレッズに取った戦術はなんとフルコートマンマーク
 その戦術自体はそれなりに機能したのですが、失点のタイミングが悪かった。前半12分と後半7分に失点しているようでは苦しい。
 レッズはマンマーク対策として右ウイングの関根が中央寄りにポジションを取って空いた右サイドに森脇がオーバーラップするポジションチェンジで崩しました。
 ですが、山雅がエースFWオビナを投入してから状況は一変。オビナの体の強さを活かしたポストプレーで次々とチャンスを作られます。
 レッズは1失点で止まって本当に良かったと思うくらいだったのですが、引き分け試合を無理やり勝ちにするのがレッズが首位に立つ理由です。
 山雅は年間勝ち点は15位。苦しい状況は変わりませんが、一勝すれば一気に楽になりそうな気はします。