虚淵さん、仕事し過ぎなのでは

 映画 楽園追放 expelled from paradise
 評価7.0(10点満点6点が及第点)
 「鋼の錬金術士」や「機動戦士ガンダムOO」を手がけた水島精二監督と「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本家、虚淵玄の二人が組んだ新作映画というか、OVAの先行上映。
 確かに面白いです。ですが、全盛期のイチローが3割打っても驚かないし、香川真司ブンデスリーガで年間に10点取っても、もう少し…言われるのと同じで、この二人ならばもっとずば抜けた作品にして欲しかった。
 二人は「王道を目指す」というインタビューをはなしていましたが、それが悪く出てしまった印象も。
 シナリオは昔のハヤカワ文庫のSFモノで読んだような気がする話ですし、内容も美少女(最近のCGは凄い)がロボットでドンパチする、極めて日本アニメの「王道」通り。
 基本的には楽しめましたが、BDを定価で買えるか、と聞かれたら、ちょっと苦しい。半額以下ならば買うかもという所です。