サッカーワールドカップで日本代表は惨敗しました。
多くの雑誌、新聞、テレビ、ネットで敗因とこれからの日本サッカーに必要なことが分析されていますが、まとめるとこんな感じでしょうか。
敗因
・自分達のウリであるパスサッカーが出来なかった場合のセカンドプランの欠如
・コンディション不良による、左サイドの長友-香川ラインの機能不全
これからの日本サッカーに必要なこと
・優秀な代表監督の招聘
・Jリーグのレベルアップ
・海外組がチームでレギュラーとして試合に良いコンディションを保つこと
・サッカー協会の上層部の入れ替え
当たり前と言えば当たり前ですが、日本サッカーはまず当たり前を確認することから始めないといけません。
ただ、私はある二つの問題点を解決しなければ継続的強化は出来ないと考えています。
一つ目は選手の生活。今でもJ2選手はバイトしないと食べられないというのはどう考えてもおかしいです。常人にはわからない努力の果てにバイト生活では夢を持てないでしょう。
二つ目は中学・高校サッカーの問題。私は学校サッカーの全てを否定するつもりはないです。ですが、強豪校は部員が100人くらいいて、80人はスタンドで応援、多くの選手が公式戦に出られないまま引退というのはどう考えてもおかしい。彼らはそれを覚悟して入学している、というのは言い訳にもなりません。
日本代表の新監督はアギーレ氏に決まりそうです。彼がどんなサッカーをするのかはわかりませんが、日本サッカー協会は一つノルマを作るべきです。「アジアカップでベスト4になれなければ即解任」。
惨敗したワールドカップのメンバーをそのまま連れて行ってもベスト4には入れるでしょう。というよりもベスト4にすら入れないならば2018年のワールドカップは出場すら危うい。
日本はアジアサッカーの井の中の蛙なのでしょう。しかし、サッカーという競技は井の中の蛙にならなければ大海を望むことすら出来ないのです。