だけど、低評価

 アニメ 翠星のガルガンティア 放送2013/4〜2013/6 全13話
 評価7.0(10点満点6点が及第点)
 序盤とラスト2話は文句なしに素晴らしかった。「働くとは何か」「生きるとは何か」といった普通に説明すると小難しい哲学的な内容を萌えやロボットで丁寧に迷彩しながら語りかけていくスタイルは正に「魔法少女まどか☆マギカ」のB面と言える内容。
 ですが、第7話から11話までの世界の秘密編は見ていてやっぱり苦しい所がありました。脚本の虚淵玄さんがただ美しい世界を描く訳がない、必ず闇の部分を描くということは知っているのですが、やっぱり割り切れない部分があったのは事実です。
 何よりこの時期はヒロインのエイミーがとりあえずヒロインだから出しておきました、という1シーン出演ばかりだったのは大きな問題です。
 幾つも問題がありましたが、それでもこの作品は今年を代表する良作だと断言できます。だからこそ惜しい部分が目立ったのが辛い。