結構意義のある試合に

 サッカー国際親善試合 日本代表対ラトビア代表(3-0)
 ラトビアは自陣に4-4-2に人を置いた教科書通りのブロック守備。日本は岡崎を最前線に置いた疑似ゼロトップでスタートしますが、これが見事に噛み合わない。
 やはり練習時間の少ない代表チームで、高い戦術浸透が求められるゼロトップは難しいと思いました。これならば広島で1トップをこなす佐藤寿人鳥栖の長身FW豊田陽平をテストするべきです。
 遠藤のサブの不在問題も細貝ではやはり解決せず。W杯予選を通過したら直ぐに若手のテスト起用をしなければいけません。
 ただ、後半途中から出場した乾のドリブルシュートは攻撃の切り札になる可能性を感じました。とはいえ乾を左サイドで起用すると、香川は右サイドは出来ませんし、本田ゼロトップもしっくりこないため、本田・香川・乾の同時起用は難しい。
 同じことは有望な若手アタッカー宇佐美・宮市・原口・柿谷辺りでも言えそうです(大津も左が本職ですが、この試合では右サイドでまずまずのプレー)。
 とにかくコンディションを良くして早くW杯予選を通過してしまいましょう。