夢で良かった・・・2012/06/28

 私の世界は「人間とほぼ変わらない思考力を持った小動物(まあ・・・あれですよ・・・)」と共生している世界。
 数日前、ある友人とお別れをしました。彼は小動物となり、残りの人生をその世界に移住して生きるということでした。驚きましたが、その世界ではもう珍しいことではありません。
 しかし旅立ったはずの小動物となった彼は帰って来ました。彼が小動物の世界の入り口に立った時、そこは地獄絵図となっていて引き返してきたとのこと。
 何故かその日に起きた大洪水によって多くの仲間達が犠牲になったとのこと。急いでテレビを付けたら、ニュースで報じられていました。
 洪水に飲み込まれる街と濁流の中に飲み込まれる小動物。だけど、奇妙な風景でした。小動物は逃げることは無く、自分たちの運命を受け入れるかのように抵抗せずしないのです。
 「ぎょえー!!」、私は自分の声で起きました。時計は朝の5時を指しています。もう30分ほど二度寝が出来そうです。
 夢で良かった。あちこち矛盾が生じているのは私の夢だからですが、一体この夢は私に何を訴えているのか、さっぱりわかりません。