審判怖いわ

 サッカー 2014年ブラジルW杯アジア最終予選 オーストラリア対日本(1-1)
 オーストラリアの狙いは、はっきりしていました。守備はブロックを作りスペースを消して、攻撃はロングボールで競り合い。
 しかし、コンディションが相当悪かったのでしょう。前半の13分にブレシアーノが怪我で交代したことにより、後半に攻撃の選手を入れるプランが崩壊。更に後半の早い時間にミリガンの退場で大ピンチに。
 こういった試合は退場者を出したチームが集中を切らさず守り無得点になることが多いのですが、今の日本はそこをこじ開ける力を持っています。コーナーキックから先制点。
 そこからこのゲームは審判の手で変わってしまいます。内田のファウルには見えないプレーにPK判定、それを決められ同点に。両チームともラフプレーが多くなり後半44分には、これまた疑惑の判定で栗原にレッドカード。
 なんとか勝ち点1は取れましたが、内田・今野・栗原が次戦出場停止になり、ダメージの残る試合になりました。
 三試合で勝ち点7を取れたことで、この試合は最終的に「審判酷かった」で終わるのかもしれません。
 しかし、オーストラリアのロングボールに今野・栗原が早い時間にイエローカードをもらってしまい、厳しい守備を招いてしまったこと、相手の守備に香川・岡崎の両ウイングがほとんど仕事が出来なかったことは修正課題に上げられると思います。