勝てなくなって

 今年のサッカーACLは日本勢がラウンド16で全チーム敗退という事になりました。
 07年・浦和、08年・ガンバ大阪が優勝して以来勝てなくなり、2010年以降はベスト4にも行けない状態が続いています。
 別にどのチームも手をこまねいている訳ではありません。柏レイソルFC東京名古屋グランパスも(ガンバは監督・コーチ陣の変更があったので少し別ですが)この大会のため、何人も他チームのレギュラークラスを補強して挑んでいます。
 実際に、東アジア予選ラウンドでベスト8になったチームは日本3、韓国2、中国1、オーストラリア1、西アジアだけど東アジア側に入れられたチーム1なのですから。
 だけど、ベスト16・ベスト8となると全く勝てなくなります。
 その理由をはっきり言えば、あんまりこの大会に対して、協会もJリームもクラブも重要視していないことだと思います。名古屋のストイコビッチ監督は「選手が壊れる」と明言していますが、おそらく他のクラブもそうとしか思っていないのでしょう。
 今後、ACLJリーグクラブが優勝するためには、最低でもベストメンバー規定の完全撤廃が必要だと思います。