2012年 J2リーグ 第11節 横浜FC対町田ゼルビア(2-4)
2連勝で波に乗る横浜FC。今日はNHKBS-1で生放送という絶好の機会でした。
序盤は確かに浜Cペースだったのです。ブロック守備もツインタワーを使った攻撃も意図通りに出来ていました。
ですが、前半途中から町田のダブルボランチ、庄司とコリン・マーシャルにプレスがかからなくなり、ボールを自由に回されるようになると、あっさりサイドを崩されて前半中に2失点。
後半はフォーメーションを3-1-4-2にして総攻撃を掛ける浜C。ですが、パスミス・トラップミスが多く、カウンターから3失点目を浴びて、ここで試合の趨勢が決まりました。
町田もそこまでバランスの良い守備をしていたわけではありません。3点リードしているのですからしっかりスペースを埋めてクリアで逃げれば問題は無いはずなのに、守備が乱れて2点奪われてしまいます。
この試合、両チーム共、レベルの低い失点を繰り返し、凡戦と結論づけられます。こんな放送していたら、NHKもJリーグも権威が落ちてしまいます。
後で、ふと気が付いたのですが、横浜FCの山口監督の采配が少しおかしかったと思います。
前半に2失点のため、後半は3-1-4-2にして攻めるというのはわかります。しかし、CB森本がOUT、右SB杉山INというのはちょっとわからない。
単に3バックにしたいのならば、右SBの先発は本来はセンターバックのペ・スンジンですから、ぺ・森本・中野で組むことが出来ます。
しかし、森本の調子が悪いにせよ、右サイド本職の杉山を右ストッパーで起用したのは何故でしょうか。ロングパスや攻め上がりに期待するならばぺでもある程度は可能のはず。
また、ベンチには浦和の06・07年を支えた堀之内もいました。
選手が居ない訳ではないのですからもう少し適材適所な配置をしてもらいたいと思います。