私の感想になりますが

 昨日のNHKクローズアップ現代のアニメ聖地巡礼について。内容自体は輪廻のラグランジェを「聖地作成の失敗作」、実際の風景をアニメにする事を「手抜き」と断言したため、ファンはおろか錦織博佐藤順一監督からも大批判されてしまいました。私もそこに関しては私も否定しません。
 しかし、「オタなめんな」と言うのはちょっと違うとでしょう。なめていたのは「ここには建物建たないんだから(アニメの)絵を描いちゃえ!」と叫ぶおじいさんだけで、少なくとも市職員と地域スタッフは本気なのはわかりました。
 特注ジャージを着て、名産品の名前を叫んで。彼らのこの作品に対する意気込みは本気なのでしょう。ですが、残念な事に作品に対して全ての人が本気になればなるほどあざとくなってしまう。彼らの本気を「なめるな」と言うのは少し違います。「俺らから金を巻き上げたいならもう少し肩の力を抜いて商売感を薄くしろ」と言うべきでしょう(上から目線になりますが)。
 NHKがあっさりネット配信しない事を発表するなどいきなり封印映像になりそうな今回。ですが今回は配信するべきです。「一歩間違えるとこんな形で報道される」という好例として。