これは相当批判される

 2014サッカーブラジルワールドカップ アジア三次予選 日本対ウズベキスタン (0-1)
 海外組のコンディションはかなり悪かった事を差し引いても酷い試合でした。日本は本田を除けばベストメンバーだったにも関わらず。私はその理由として「タメを作れる選手の不在」を上げたいと思います。
 前線のハーフナー・香川・岡崎・藤本は四人とも(交代出場した李・乾も)ゴールを向いてプレーするのが得意な選手。相手選手のマークに会いながらボールをキープしたり、ラストパスを出したりするのは得意ではありません。香川がポジションを後ろに下げて懸命に配球していましたがやはりあまり上手くいかない。
 ボールが前線で収まらないので攻撃が単発になり、パスミスからカウンター攻撃を受けてしまいます。たらればになりますが、1トップにポスト役になれる前田が居れば、トップ下にパス能力の高い中村憲剛(もしくは本田)が居れば攻守のクオリティーは相当改善されたでしょう。
 香川は日本最高の選手。でも、このチームではエースのポジション「トップ下」には向いていません。理由はパスの受け手であって出し手ではないからです。それがわかった事がこの試合の収穫でした。