揺れて

 第91回天皇杯 決勝 FC東京京都サンガF.C.(4-2)
 押されながらも前半13分に先制した京都。しかし、2分後に同点にされてしまいます。
 ここで地震。テレビ中継が10分程度ストップします。震度4なのだから当然の判断。中継再開後は東京が効率よく加点し、見事優勝。
 FC東京は石川とルーカスが絶好調。ドリブル突破で決定的なチャンスを作ります。
 後半は京都の安藤が狙われました。本来センターバックでは無い選手でしたが、攻め急ぐ京都のパス回しをカットしたらルーカスに早くパスを出し安藤と一対一。このシーンが何回あった事か。
 ただこれは京都のチームの問題でもありました。逆転しないといけない以上、攻めに人数を裂きすぎて守備への切り替えも遅かった。準決勝で延長を戦ったダメージも残っていたのでしょう。
 前線の四人のサイド攻撃が機能したFC東京の充実感のある優勝でした。