浦和を信じた僕がバカだった

 第91回天皇杯 準々決勝 FC東京浦和レッズ(1-0)
 結果は1-0でしたが点差以上に実力差のあったゲームでした。
 FC東京のバランスのいい守りの前に浦和はほとんどボールを前に運ぶ事が出来ず、時折FWの選手にボールが入っても二列目の梅崎・山田直・柏木・マルシオがそれぞれが連動せず孤立状態。これでは点は入りません。
 FC東京は多分、浦和より個人能力のみで言えば劣ると思います。ですが、選手の仕事と戦術の明確化によって大きな差が付いてしまいました。
 FC東京がJ2に降格した理由の一つに浦和が去年の最終節の神戸戦に負けて神戸と順位が入れ替わったからでした。
 浦和程度のチームでも勝って残留アシストしてくれると思っていたFC東京は「浦和を信じたのは明らかなバカ」と言わざるを得ません。
 行きすぎた他力は身を滅ぼす。この一年の締めにふさわしい勝利でした。